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基礎用語集【あ】
|アウトカム指標(アウトカムしひょう)|
公共事業の目標を国民に明示するとともに、実施した事業を事後評価するための尺度としての成果指標。
例えば、「道路の整備量」などの指標(アウトプット指標)に対し、「平均旅行速度」や「交通事故死者数」など公共事業により社会的にどのような効果があったかを示す指標。
|青潮(あおしお)|
海岸から沖合にかけて酸素をほとんど含まない青白い水面が広がる現象。
主として春から秋にかけて発生することが多い。沿岸部に生息するアサリなどの貝類やカレイなどの底生魚類が大量に酸欠死することもある。
|青地(あおち)|
耕地の間に介在するあぜ、のり地等の俗称。
|青道(あおみち)|
河川法の適用または準用がない水路のこと。「青線」ともいう。
国有財産事務上の通称であり、公図上、水路が青に着色されることから、そう呼ばれたものである。
|アカウンタビリティ(accountability)|
「説明責任」と訳されているもの。
公共事業の説明責任(アカウンタビリティ)向上行動指針では「国民の理解を得ながら社会資本整備を進めていくには(1)公共事業の各実施段階を、国民に対してさらに説明性の高いものへと改善を図ること。(2)幅広い情報を積極的に国民に提供し共有していくことが必要であるとしている。
関東地方整備局においては平成11年12月に行動指針が策定され、各事業実施段階で活用されている。
|赤潮(あかしお)|
海域における富栄養化現象のひとつで、海中の微小な生物(主に植物プランクトン)の異常繁殖により海面が変色する現象。
赤色(黄褐色、緑色の場合もある)に変色することが多く、主として夏に多発する。
|赤道(あかみち)|
道路法の認定外道路のこと。「赤線」ともいう。
これも、前記青道と同様、公図上、道路が赤く着色表示されたことにより、こう呼ばれている。
|網場(あば)|
ダム湖で流木等がゲートに到達し、ゲート操作に支障をきたさないようフロートに網をつけた施設。
|アメニティ(amenity)|
一般に、快適性とか住み心地が良いことを意味する。
特に、経済性や機能性に偏りがちであった従来の視点をこえたすべての点での便利さや快適性を指す。
|アロケ(cost allocation)|
コスト・アロケーションの略。公共事業等に際し、当該事業の関係者に費用負担を応分に割り当てることをいう。