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基礎用語集【そ】
|騒音レベル(道路交通騒音)(level of motor vehicle noise)(そうおんレベル)|
音の発生源が自動車等の走行に起因するものを道路交通騒音という。
音の強さを示すものを音圧レベルといい、音の物理的な量を示す尺度をデシベル(dB)という。しかし、人間の耳に感じる音の大きさは音圧レベルとは異なるため、周波数ごとに人間の耳に感じる聞こえ方の違いを考慮して聴感補正したものをA特性音圧レベルといい、dB(A)と示す。
|総合治水対策(そうごうちすいたいさく)|
流域の都市化の進展が著しく河川整備が追いつかず流域における保水・遊水機能の維持、水害に安全な土地利用方式の設定等、河川と流域の両面から水害の軽減と防止を図るための治水対策。
|総合土砂管理(そうごうどしゃかんり)|
森林を含む山地部から海岸までの時間的拡がりをもった土砂の運動領域の全体を「流砂系」という概念で捉え、流砂系を一貫した土砂移動の実態を把握し、土砂移動による災害の防止、生態系・環境等の環境保全、河川・海岸の適正な利活用を念頭において総合的に土砂移動を管理すること。
|側帯(そくたい)|
堤防裏側の脚部に必要に応じて設けられる帯状の小段をいう。
その目的に応じて、第一種側帯、第二種側帯、第三種側帯に分類される。