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基礎用語集【て】
|ティーセン法(ティーセンほう)|
流域平均雨量を算出する方法。
雨量観測所のカバーするエリアを機械的に割りふり、加重平均して求める。観測所が豊富にある流域に適している。割りふることをティーセン分割という。
|堤外地・堤内地(ていがいち・ていないち)|
堤外地とは川表とも称し、堤防からみて流水の存する側の土地。堤防の川側、堤防より川側。
堤内地とは川裏とも称し、堤防からみて人家の存する側の土地。堤防の居住側、堤防より居住地側。
|低周波音、低周波空気振動(low frequency sound)(ていしゅうはおん、ていしゅうはくうきしんどう)|
耳に聞こえる音の範囲(可聴音領域)は20~20,000Hz程度と言われている。
可聴音領域より高い周波数の音波を超音波というが、低周波音という用語の定義は学術的及び国際的には確定していない。日本においては、現在、可聴音領域も含めて100Hz以下の音を低周波音(infra and low frequency sound)と呼び、特に20Hz以下のものを超低周波音(infra-sound)という。
|低水路(ていすいろ)|
1号区域とも称し、河状を呈している土地の区域。実際に水が流れている部分。
|堤防(ていぼう)|
堤防とは、一般的に、河川の流水が河川外に流出することを防止するために設けられるもの。
|堤防斜面(ていぼうしゃめん)|
土工によって人工的に形成された斜面。
|堤防敷(ていぼうしき)|
2号区域とも称し、河川管理施設の敷地である土地の区域をいう。
|堤防断面(ていぼうだんめん)|
堤防の標準的な断面と、各名称は下記のように呼ばれている。
|堤防腹付(ていぼうはらづけ)|
現堤を利用しながら新しく作る堤防をいい、川側に補強土をつける場合これを表腹付、人家側を補強する場合は裏腹付と呼ばれている。
|定流(ていりゅう)|
流量が時間的な変化を伴わない流れ。
|天端(てんば)|
頂部の平坦な所をいう。堤防天端など施設・構造物などの頂部をいう。堤防の上端、上面。