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基礎用語集【さ】
|災害査定(さいがいさてい)|
地方公共団体の公共土木施設で異常天然現象(台風、大雨、地震等)による災害に対し、国庫負担申請がなされたあと、国土交通大臣が災害査定官を現地に派遣し、財務省職員立会いのもとに、復旧事業の決定を行うこと。
|最終処分場(final landfill site)(さいしゅうしょぶんじょう)|
廃棄物は資源化又は再利用される場合を除き、最終処分の大部分は埋立により行われている。
最終処分場は廃棄物を埋立処分するために必要な場所、設備の総称であり、安定型(廃プラスチックなど)、管理型(汚泥など)、遮断型(有害物資を埋立基準以上含む廃棄物)がある。
|サイホン(siphon)|
用水路等が河川と交差する場合に、河川を通過して河床下に埋設される水路構造物、伏越しとも呼ばれる。
|砂防ダム(さぼうダム)|
渓流において、堆砂によって河床を上昇させて山脚を安定させ崩壊を防止したり、流送する土砂を貯砂、調節して土砂災害を防ぐために築造されるダム。
|酸性雨(acid rain)(さんせいう)|
化石燃料を燃やすことで発生する窒素化合物や硫黄酸化物等が大気中で酸化され、硫酸、硝酸等となって雨水に取り込まれて地上に降下する酸性の強い雨。
一般にpH5.6以下の雨を酸性雨という。森林、植物や魚類等に大きな影響を及ぼすことから地球的規模の問題となっている。
|産廃(さんぱい)|
産業廃棄物の略。
産業廃棄物は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃えがら、汚でい、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類等であり、一般廃棄物は産業廃棄物以外の廃棄物である。
|山腹工(さんぷくこう)|
一般に、はげ山、山腹の崩壊箇所に、表土の風化の進行防止、裸地及び崩壊の発達防止のために植生の最終形態である森林の造成をいう。一般的ではあるが、植栽樹が成林して初めて目的が達成される。