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基礎用語集【け】
|計画高水流量(H.W.L)(けいかくこうすいりゅうりょう)|
略して、計画高水とも言う。
洪水防御計画(工事実施基本計画・河川整備基本方針)を策定するとき、基本高水流量を合理的に河道、洪水調節ダム等に配分して、各地点の河道、洪水調節ダム等の計画の基本となる流量。
|激特(げきとく)|
直轄河川激甚災害対策特別緊急事業の略。
洪水、高潮等により激甚な災害が発生した地域において、一定に基準を満たした場合に、河川の改良工事を概ね5ヶ年程度を目途に緊急的に実施することにより、再度災害の防止を図るための事業。昭和51年度より実施。
|県(都道府)管理区間(けん とどうふ かんりくかん)|
(1)一級河川において都道府県知事が一級河川に係わる事務を行うことができる区間として国土交通大臣が指定する区間。
(2)一般国道において、国土交通大臣が管理を行う区間として指示告示された区間。
|権原(けんばら)|
ある法律行為または事実行為をすることを正当ならしめる法律上の原因をいい、権限と区別するため通称「ケンバラ」という。
例えば道路について言えば「土地を道路法上の道路として使用することを正当ならしめる法律上の根拠(原因)」のことで、所有権または地上権取得を原則とする。他に使用貸借、賃貸借などがある。