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基礎用語集【よ】
|養生 (ようじょう)|
(1)コンクリートを打ち終わってから、コンクリートが相当の強度を発揮するまで、衝撃や荷重を加えて有害な影響を与えることにないように保護し、またセメントの硬化作用を十分に発揮させるとともに、乾燥に伴う引張応力やひびわれの発生をできるだけ少なくするための作業のこと。
(2)植物(芝など)の生育を助成・保護するために、支柱や施肥などの手当をすること。
|用途地域 (ようとちいき)|
都市内の土地の合理的利用を図り、市街地の環境の整備、ひいては都市生活の安定、都市機能の向上を目的として都市計画法第8条に基づき、建築物の建築を用途及び容積などにより規制する制度である。
用途地域は地域地区の中でもっとも基本的な地域地区であることから、市街化区域については用途地域を定めることとされ、逆に市街化調整区域については原則として用途地域を定めないこととなっている。
|横帯 (よこおび)|
護岸のなかで堤防と直角なコンクリート法枠の部分をいう。
|横堤 (よこてい)|
流れにほぼ直角方向で本堤に設けられた堤防。荒川に見られる。
「霞堤」参照|余盛り (よもり)|
築堤をした際に築堤高が沈下等により計画堤防高より低くならないように、築堤をする時に計画堤防高より高めに土を盛ること。
|余裕高 (よゆうだか)|
洪水時には、風浪跳水等の現象が生ずる、堤防の構造上必要とされる高さの余裕をいう。