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基礎用語集【り】
|リバーカウンセラー (river counselor)|
河川行政に携わる行政側と学識側との意見交換、共同研究等のために、各河川毎に設置されている学識者のこと。
河川技術懇談会の学識委員を一般的に称している。
|リビングフィルター (Living filter)|
葦などの大型の水生植物が持つ栄養塩類の固定能力を利用して、水・底質の浄化を図る。
|流下断面 (りゅうかだんめん)|
流水の流下に有効な河川の横断面をいうものであり、平面的または縦断的につながらない死水域または局部的な深掘れと認められる部分はこれに含まれない。
|流観 (りゅうかん)|
流量観測の略。
河川のある横断面を通過する流量を測定すること。高水流観、低水流観。
|流況調整河川 (りゅうきょうちょうせいかせん)|
河川の流水の状況を改善するため、2以上の河川を連絡する河川工事で、流水によって生ずる公害を除去し、又は軽減することのほか、利水者(河川法第70条の2に規定する特別水利使用者)に対する水道用水、工業用水の供給を確保する。
|流出率 (りゅうしゅつりつ)|
降った雨が河道内に入ってくる流域内の土地の状況の係数。また流出係数ともいう。
|流心部 (りゅうしんぶ)|
河川や水路の流れの中で流速がまわりに比較して速くなっている部分をいう。
一般的には河川の中央部が流心部となるが、河川が蛇行しているような場合には河岸に沿った部分が流心部となることもある。
|流総計画 (りゅうそうけいかく)|
流域別下水道整備総合計画の略称。
流域別下水道整備総合計画とは、環境基本法第16条に基づく水質環境基準の類型指定がなされている水域について、下水道法第2条の2に基づいて策定される当該水域に係る下水道整備に関する総合的な基本計画であり、河川、湖沼、水域等の公共用水域の水質環境基準を達成維持するために必要な下水道の整備を最も効果的に実施するため、当該流域における個別の下水道計画の上位計画として策定される。
|流配 (りゅうはい)|
計画高水流量図の略。
計画高水流量を主要支川や本川の支川間等主要な地点の流量を配分したもの。