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基礎用語集【も】
|猛禽類 (birds of prey)(もうきんるい)|
「タカ目とフクロウ目の鳥の総称」(広辞苑)とあるが、環境上の明確な定義はない。
特徴は、鋭いくちばしを持ち先端が曲がっていること、脚に鋭い爪があること、飛翔力が強いこと、他の鳥類や小動物を捕食することなどが挙げられる。環境上、扱われる猛禽類は、タカ目タカ科であり、個体ではイヌワシ、クマタカ、オオワシ、オオタカなどである。猛禽類は生態系において、食物連鎖の頂点に位置する肉食動物であるため、もともと個体数は少なく、近年の環境の改変や環境汚染等により減少していると言われ、多くがレッドリストに掲載されている。関東地方整備局においても、共存を目指した事業が実施されている。
|もぐり橋 (もぐりばし)|
冠水橋のこと。水位が上昇すると、水没してしまう橋。
|モニタリング調査 (モニタリングちょうさ)|
日常的・継続的な調査。自然環境や経済状況など現状を把握し経時的な変化を調査する。
|藻場 (seaweed bed)(もば)|
海底の隆起部に大型底生藻類(ホンダワラ類、アラメ、カジメ、ワカメ、コンブ等)や沈水植物(アマモ)が群落状に生育している場所をいう。