荒川を知ろう
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荒川上流部改修100年
荒川紀行
荒川の終点、海との合流点
荒川の全長173kmとは、埼玉県秩父市にある荒川の起点から、東京湾に注ぐ河口付近の河川区域としての荒川の終点までの距離を表しています。
荒川の河口からの距離を示す距離標。その0km地点が河口付近にあります。
法令上の荒川(河川区域)は、まだその先も続いていて、源流点からの173kmの終点になる地点は東京湾の中にあります。河口約1km地点から下流を写した画像で、上流から見て左に中川、右に荒川が流れています。
中川と荒川の間は背割堤になっていて、その上には首都高速道路が走っています。0km地点は、左岸は荒川と中川の背割堤が終わるところ。右岸は下の画像の場所になります。だいたい清砂大橋から6百メートルくらい下流側。
右側の画像が右岸の0kmになります。一方左岸の0km地点。荒川と中川の間にある背割堤の突端にあります。
右岸と左岸を結んだ赤い線を引いたところが荒川の0kmになります。0km地点が過ぎても、まだまだ荒川は続いています。
0km地点はかつて河口とされていた場所でしたが、徐々に埋め立てられ、荒川が東京湾側に延びていきました。
現在の荒川の終点は、東京湾に突き出した尖った先端になりますが、0km地点は変えずにマイナス○kmというように管理されています。荒川の終点、上の地図でいうと尖った先端の画像です。振り返ると東京ゲートブリッジが見えます。
右の画像でいうと、管理上は赤い線より左が荒川で右が東京湾です。