荒川を知ろう
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荒川上流部改修100年
荒川紀行
近代改修の遺産横堤
下の画像は、さいたま市付近の荒川を捉えた航空写真です。
左岸側の連続堤防から河川敷に直角方向に堤防がつき出しています。これが横堤と言われる荒川の特徴的な堤防であり、荒川の中流域に25箇所(左岸13箇所、右岸12箇所)現存しています。
横堤は、上流からの洪水流が及ぼす下流への被害を最小限に防ぐための調節・遊水機能を果たすほか、流速を軽減させて高水敷や耕作地を保護する役割を担っています。手前にあるのが通常の堤防で、そこから直角に伸びているのが横堤で前方に荒川が位置しています。
右の画像は下から荒川方向に眺めたもの。下の画像は横堤の先端からの写真。