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一般国道1号

昔も今も日本の大動脈・東海道

国道1号・大磯の松並木の写真 国道1号・大磯の松並木

一般国道1号は、東京都中央区日本橋と大阪市を結ぶ延長約750kmの主要幹線道路で、当事務所では、多摩川大橋北詰から静岡県境に至る総延長155.4kmのうち91.1kmを管理しています。一般国道1号は、五街道の一つ東海道を原型とし、横浜市以西は、ほぼ旧東海道と同じルートとなっております。

第二京浜国道とも呼ばれる東京~横浜間は、京浜国道(現一般国道15号)の渋滞緩和対策として、昭和11年から昭和26年にかけて新設したもので、東京・川崎・横浜の都市活動を支える大動脈となっています。 また、横浜市以西も交通量の増大に伴い、バイパスの整備を進めております。

一般国道1号 神奈川県内位置図

「平安時代から、旅人の悩みの種だった箱根八里の峠越え」

「足柄山というは、四、五にちかねて(四、五里にわたって)おそろしげに、くらがりわたれり」これは上総から京までの旅を綴った『更級日記』の作者・菅原孝標女が回想した、平安期の箱根の風景です。当時の道は、現在の一般国道1号線より、ゆるやかなルート(御殿場~小田原ルート)を通っていたのにもかかわらず、箱根イコール難所というイメージが旅人の間で浸透していたとは、おもしろい歴史の1ページです。

箱根八里の石畳と昼でも暗いといわれた杉並木
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