かわづくり
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河川からのお知らせ
体験体感 「烏川・神流川・鏑川・碓氷川」 -水辺や流域の魅力を大発見!-
流域の絶景ポイント
烏川、神流川、鏑川、碓氷川が流れるこのエリア。自然が生み出す豊かな表情が楽しめる絶景スポットが目白押しだ。
三波石峡(さんばせききょう)
三波石峡
三波四十八石のひとつ「舟石」
三波石の巨岩群が織りなす峡谷美の世界
神流川にかかる登仙橋から下久保ダムにいたる約1.3kmの峡谷は三波石峡と呼ばれ絶景が広がる名所となっている。三波石の巨岩・奇岩と、初夏の新緑、秋の紅葉が織りなす変化に富んた景観はまさに自然が造り出した芸術だ。三波石とはこの地域でのみ見られる結晶片岩で、緑、黄、白が織りなす美しい模様が特徴とされ、江戸時代には名石として庭石に使われてきた(現在は天然記念物なので採取は禁止)。渓流に点在する巨岩には、形や大きさなどの特徴から「一番石」から「阿弥陀石」までそれぞれ名前がつけられ、48岩をもって「三波四十八石」と呼ばれている。御嶽の鏡岩
1億年前の地殻変動が生んだ風景
約1億年前に関東平野と山地の境にある八王子構造線ができた時の岩断層活動のすべり岩で、表面が摩擦によって鏡のように磨かれている。地質学的にも貴重で、国の特別天然記念物になっている。丸岩
神様が休んだ伝説もある巨岩の奇景
神流町魚尾にある景勝「丸岩」。神流川の流れに浸るように鎮座する大岩で、かつて神様が休んでいたという岩上には樹木が茂り天然の盆栽のようだ。近くには丸岩伝説を伝える小さな「鮎神社」がある。八塩 あじさいの里
色鮮やかなあじさいの散策路
藤岡市の八塩温泉周辺では約5,000株の、色とりどりのアジサイが花を咲かせる。八福神を巡る散策コースがあり、あじさいに囲まれた散歩も楽しめる。烏川渓谷公園
渓流のせせらぎに癒される
高崎市倉渕にある公園。烏川に沿って緑濃い渓谷が続く中を散策できる。吊り橋や崖下に流れる渓流が目を楽しませる。新緑、紅葉の景観は格別だ。上野村 スカイブリッジ
地上90mからのぞむ天空のパノラマ
上野村のリゾートエリア「天空回廊」にあり、川和自然公園と「まほーぱの森」を結ぶ長さ225mの観光吊り橋。高さ90mの橋上からは美しい山岳風景と集落が眺望できる。また、30分おきにシャボン玉が舞う幻想的な風景も見られる。神流湖
湖畔の風景が美しい関東最大級の貯水湖
下久保ダムの築造とともに生まれた貯水湖。人造湖としては関東でも最大級と言われる。ヘラブナやワカサギなどが生息し、釣りの人気スポットでもある。春になると湖岸にはソメイヨシノや八重桜が咲き誇り、秋には色鮮やかな紅葉に染まる山々が湖面に映り絶景を演出する。ボートに乗っての湖面散策も楽しい。めがね橋
芸術と技術が融合した美しいアーチ橋
正式名称は「碓氷第三橋梁」。1892(明治25)年に完成したレンガ造りの4連アーチ橋だ。川底からの高さは31mで国内最大級。周囲の自然美とも融合し見ごたえ十分。国指定重要文化財。白鳥の飛来
烏川白鳥飛来地
川面に遊ぶ白鳥の姿は冬の風物詩
【烏川白鳥飛来地】
烏川の岩倉橋周辺(県道40号線)でも越冬する白鳥を観察できる。空気のきれいな早朝や川面が茜色に染まる夕暮れ時はシャッターチャンス。観察する際には、白鳥を驚かせないように静かに見守りたい。鏑川白鳥飛来地
【鏑川白鳥飛来地】
高崎市三波八幡地区を流れる鏑川では、冬になると白鳥が飛来し、群れをなして越冬する美しい姿を見ることができる。環境保護団体「鏑川白鳥を守る会」の調査によれば令和3年にシーズン最多の165羽が飛来したという。鏑川の白鳥は、新鏑川橋と上越新幹線鏑川橋梁の間で見られる。上里町のヒガンバナ
河川敷を彩る深紅色のじゅうたん
上里町黛(上里ゴルフ場北側)の烏川河川敷では、地元のボランティアを中心とする町の人々がヒガンバナを植栽。9月中旬から10月上旬まで見事な群生で彩られる。玉村町 滝川の桜並木
菜の花と桜が織りなす春景色
玉村町の中央を流れる滝川。のどかな風景が広がる中、流れに沿って桜並木が続く。菜の花の黄色と桜の白桃色が織りなす春景色に思わず心がほっこりする。上毛三山
上州のシンボルはいずれも名山揃い
国の名勝・日本百景にも選ばれる妙義山(標高1,103m)、パワースポット・榛名神社を抱える榛名山( 標高1,449m)、長い裾野を広げた姿が美しい赤城山(標高1,828m)。これらの総称が上毛三山だ。群馬の人々にとっては親しみ深いふるさとの山だ。