宮ヶ瀬ダムのみどころ
-
観光放流
宮ヶ瀬ダムでおこなわれている観光放流は、放流量が1秒間に30m3、放流時間は6分間におよびます。まさに、想像を絶する水量が織り成す、ダイナミックな人工瀑布。ゴゴーッという轟音とともに、2本の白い水の筋がどんどん太くなっていく。大量に流れ落ちた川底からは、水しぶきがまるで煙のように舞い上がる。晴れた日は美しい虹も架かるこの壮大なショーを、あなたもぜひ体感してみてください。
【実施日】
令和7年度の観光放流は4月から実施を予定しております。
観光放流については、
毎週水曜日、第2、4金曜日、第2日曜日及びイベント放流を実施します。
【実施時間】
午前11:00~11:06 (6分間)
午後 2:00~ 2:06 (6分間)令和7年度 観光放流実施日 (令和7年2月1日現在)[PDF:28KB]
観光放流は水を無駄にしてるの?[PDF:90KB]
観光放流おすすめビューポイント
この壮大な観光放流を、じっくりと楽しめるポイントをお教えしましょう。
休日などはたくさんの見学者で賑わいますので、放流時間の前にあらかじめ絶景ビューポイントを確保して存分にお楽しみください。
【ビューポイント1:ダム 堤体正面の橋の上】
ダムを真正面から見られる、まさに観光放流の定番ビューポイント。放流されて落下する水がつくり出す優雅なシルエットと、翼を広げたようなダム堤体が美しく調和します。着水時の豪快な水音や水しぶきなど、まさに臨場感は満点です。ただし、風向きや水位によってはかなりの水が飛んできますので、カメラなどが濡れないように注意してください。
【ビューポイント2:エレベーターよりの堤体出口付近】
まさに、ダムの真下。最も吐口に近いビューポイントがここです。上を見上げれば、まるで垂直にそびえ立っているかのような宮ヶ瀬ダムが迫ってきます。大迫力の放流が始まれば、自分自身の上にその水量が降りてくるような錯覚に陥るかもしれません。ダム正面ではなく斜め下から見る感じですが、そのスケールには必ずや圧倒されてしまうでしょう。
【ビューポイント3:新石小屋橋】
少し離れた場所にあるポイントなので、迫力では他のビューポイントにかないませんが、宮ヶ瀬の美しい景色とともに観光放流を満喫することができます。また橋や見学者など、ダムの大きさとくらべる対象もふくめて見ることができるため、実はダムと観光放流の壮大なスケールを一番感じることができる隠れた名ポイントともいえそうです。観光放流とあわせてインクラインもご利用ください
宮ヶ瀬ダムインクラインは、ダムの維持管理のため堤体外部を点検する施設として、工事中に活躍したダンプトラック搭載型インクラインの一部を活用し、設置された昇降設備で、ダムの体験学習ができる機能もあわせ持っています。
●形式:つるべ型キャビン昇降式
●駆動方式:電動機駆動ワイヤロープ巻掛式
●積載荷重:3,000kg (定員46人)×2基
●定格速度:60m/min
●速度制御方式:インバータ制御方式
●運転方式:運転操作盤による押釦運転方式
●完成年月:平成10年11月
●傾斜角度:30~35度
●昇降行程:216m
●高低差:121m
詳しくは「宮ヶ瀬周辺振興財団」のホームページをご覧下さい。