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  • 霞ヶ浦 歴史探訪

    霞ヶ浦 歴史探訪

    かつて水運の要所として歴史上大きな役割を果たした霞ヶ浦。今も湖周辺には貴重な歴史遺産がひしめいています。

    鹿島神宮

    鹿島神宮

    日本建国の神様の一人「タケミカヅチ」を御祭神とする神社。日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社でもある。鹿島神宮が建つこの場所は古くより水運の要所で、古代大和朝廷が蝦夷征伐の輸送基地を置くとともに戦勝祈願を込めたものとされる。参拝の後は仲見世散策を楽しもう。

    香取神宮

    香取神宮

    利根川下流に鎮座し、鹿島神宮とともに大和朝廷が蝦夷平定を祈願したと言われる由緒ある神社。水運が盛んな江戸時代には多くの人々が舟で参詣に訪れ、その船着き場(河岸)には現在「津宮浜鳥居」が建っている。

    大杉神社

    大杉神社

    稲敷市阿波にあり「あんばさま」の愛称で親しまれる神社。神社が鎮座する阿波(古くは安婆嶋)は霞ヶ浦に突き出た半島であり、この地にある巨杉が漁民の守護神として信仰されていたのが神社の由緒とされる。

    息栖神社

    息栖神社

    鹿島神宮・香取神宮とともに東国三社の一社に数えられ、古くから信仰を集めた神社。一の鳥居は常陸利根川沿いに立地し、古くから利根川を往来する舟の船着き場だった。

    三昧塚古墳農村公園

    三昧塚古墳農村公園

    霞ヶ浦湖岸にある前方後円墳。発掘調査を経て2005(平成17)年に復元整備された。

    舟塚山古墳

    舟塚山古墳

    全長186m、前方部幅100m、後円部径90mと茨城県内最大の規模を誇る前方後円墳。

    陸平貝塚公園

    陸平貝塚公園

    日本屈指の規模を誇る貝塚遺跡。縄文時代人が暮らした自然地形がほぼ完全な形で残されている。

    湖岸の古墳・貝塚

    霞ヶ浦周辺には多数の古代遺跡や貝塚、古墳が点在している。貝塚からは縄文時代人が食糧とした貝や獣の骨、土器などが発掘されており、それらは地域の資料館や博物館で見ることができる。一方、古墳は4~7世紀頃に造築されたもの。舟塚山古墳(石岡市)や三昧塚古墳(行方市)といった巨大前方後円墳からは当時の豪族の強大な権力をうかがい知ることができる。

    予科練平和記念館

    予科練平和記念館

    土浦海軍航空隊は、現在の霞ヶ浦湖畔にある陸上自衛隊武器学校一帯に存在した、予科練教育の中心地として多くの練習生たちが訓練した場所。その敷地に隣接する予科練平和記念館では、予科練の歴史と阿見町の戦史の記録を後世に伝え、平和について考える施設となっている。

    予科練ゆかりの道

    予科練ゆかりの道

    霞ヶ浦湖岸延長約12kmの散策コースで、コース上では、霞ヶ浦越しに見える筑波山が雄大だ。

    阿見地区かわまちづくり

    阿見町と国土交通省の共同事業(かわまちづくり)。「予科練ゆかりの道」にある堤防の一部を緩やかな勾配の堤防に整備し、堤防の裏側には桜が植樹され、水辺や桜を楽しめる河川空間となった。

    霞ヶ浦湖岸施設 ~元鹿島海軍航空隊跡~

    カタパルト基礎跡 カタパルト基礎跡

    元鹿島海軍航空隊は、霞ヶ浦(西浦)美浦村の湖岸で開隊された。1945(昭和20)年に練習航空隊の指定を解除され、本部が北浦航空基地に移り、跡地は鹿島航空基地と呼ばれるようになった。

    歴史的に重要な土木構造物である元鹿島海軍航空隊の施設のうち、霞ヶ浦湖岸施設が土木学会選奨土木遺産として、2009(平成21)年11月に認定された。

    霞ヶ浦湖岸施設

    大山地区水防拠点

    大山地区水防拠点

    水防拠点とは、被災を受けた場合、水防活動や緊急復旧活動を円滑かつ効率的に行うため、ヘリポートや建設機械の活動スペース、緊急船着場などを整備する他、必要な資材を備蓄し災害に備える施設だ。

    居切堀(掘割川)

    居切堀(掘割川)

    霞ヶ浦の洪水を直接鹿島灘に放流する目的で、1871(明治4)年に開削された。しかし鹿島灘の荒波のため海岸口が埋没した。現在は水路として利用されるようになった。

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