戦後の経済・産業の急成長に伴い、今日の日本では一定基準の道路整備が完了しつつあります。この現状を踏まえ、今後の道路行政には「それぞれの道路に対するニーズを見極め、必要なものを選択してつくる」という新しいマネジメントスタイルへの変化が求められています。 |
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新しい道路行政マネジメント(PDCAサイクル※1)のしくみに基づき、千葉県内の道路事業関係機関では事業の成果を表す指標(アウトカム指標※2)を用いて事前に数値目標を設定し、事後に評価を行い、それらを「達成度報告書・業績計画書」として策定しています。厳しい財政状況の中、関係機関が一体化し、豊かな県民生活の実現や安全性・利便性の確保のため、この取り組みを今後の施策や事業に反映させていきます。
※1 PDCAサイクル・・・PLAN(計画)、DO(実行),CHECK(検証),ACTION(改善)を継続的に繰り返し、品質の維持向上や業務改善活動などを推進するマネジメント手法。 |
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千葉国道事務所では、具体的な数値目標を定めて事業を行うことで、道路環境の向上に取り組んでいます。こうした行政運営により、県内の道路は生活面、安全面、環境面などさまざまな場面においてよりよいものとなりつつあります。
具体的に、どういった取り組みがなされ、どのような成果をあげているのか、その一例を皆様にご紹介いたします。
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平成17年度は、前年度に対し0.02億人時間/年の渋滞損失時間の削減を達成しました。 |
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平成17年度の死傷事故率は、前年度比で2.6(件/億台Km)減少し、135.7(件/億台Km)となりました。交通事故による死亡者数は19人減の305人、死傷事故件数は前年に対し922件減の36,694件とともに減少させることができました。 |
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千葉国道事務所では、活力、暮らし、安全、環境のほか県独自の設定と道路行政の改革をテーマに、改善すべき項目とその他具体的な内容について目標を設定し、事業を行っていきます。 |
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