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道路景観形成事例

草加松原遊歩道

事業主体: 埼玉県・草加市 路線名: 県道足立越谷線(日光街道)

位置図

(出典:国土地理院発行2万5千分の1地形図)

整備概要

松並木を保全して、歴史と自然を感じる歩道空間を形成。

県道足立越谷線の松並木部分を遊歩道とし、車道を松並木の外側へ移し変え、江戸期草加宿の北の拠点として栄えた地域の松並木の保全を図る。新しい都市空間を創出する、歴史と自然を感じる歩道空間を形成。

百代橋からの草加松原
整備内容
  • 松並木区間の1.5kmを歴史、イベント、シンボル、松原、せせらぎの5つのゾーンに分け、遊歩道(幅員13.5m)やせせらぎ水路、東屋、便所、百代橋(歩道橋)、築堤などを整備しました。
  • 埼玉シンボルロード整備事業
その他
  • 「草加松並木保存会」を中心に多くの地域住民の手で松の補植が行われ、現在は約600本まで回復。
  • 草加市民を始め周辺地域のシンボル的な遊歩道として、広く市民に親しまれている。昭和62年に「日本の道百選」に選定。
整備前(提供:草加市)

急激な都市化や自動車交通量の増大等の影響によって、松並木が激減(昭和3年に約800本だった松並木が昭和52年には326本に減少)。

整備後

江戸時代には草加宿の北の拠点として栄えた地域の松並木保存のため、松並木内の車道を外側に移設し、新しい都市空間を創出する為の遊歩道化を行った。

整備上の工夫

  • 県道足立越谷線の松並木部分を遊歩道化し、車道を松並木の外側へ前面移し変えた。これにより、松並木を保全するとともに、歴史と自然を感じる歩道空間を形成。
車道を松並木の外側へ移設し、
松並木内を遊歩道として整備
  • 埼玉シンボルロード整備事業により、埼玉県の歴史的シンボルである松並木を中心に、綾瀬川と一体となった親水空間を創出し、快適で潤いのある環境を整備。
整備ゾーニング図

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