道路景観形成事例
福島西道路
事業主体: |
国土交通省 |
路線名: |
一般国道13号 福島西道路 |
位置図

(出典:国土地理院発行2万5千分の1地形図)
整備概要
ひと・まち・みちの連携により沿道風景を育む。
地域の自然や歴史条件を活かした風景づくりを実践。沿道住民の意見を活かして、植栽、ホタル生息環境保全、せせらぎ整備、照明柱デザイン、地下歩道の景観整備等により、ゆとりある道路景観を創出。
沿道と調和した地下道入口の外観 |
整備内容
- 事業区間長L=7,700m(北側6,400mを対象に風景づくりを検討)
- 対象区間を6つのゾーンに分け、地域の特性に応じた風景づくりを実践。
条例、規制等の制定
その他
- 福島の春のイメージ色であるピンクや緑を使用し、ボリューム感を低減、周辺住宅の屋根勾配と調和した地下道入口の上屋。
- 沿道住民の意見を活かして、植栽、ホタル生息環境保全、せせらぎ整備、照明柱デザイン、地下歩道の景観整備等が行われており、ゆとりある道路景観を生み出している。
地区計画による壁面後退と官民境界部の緑化 |
土地区画整理事業がなされている区間では、地区計画を策定し景観的な配慮のある良好な住宅・沿道商業施設を誘導。 |
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歩道と公園の一体的なゆとり空間 |
既成市街地区間では「街並み・まちづくり総合支援事業」を導入し、地域の自然や歴史条件を活かした道路と地域の環境整備を一体的に実施。 |
整備上の工夫
- 地域住民及び関係者との連携を図り地域のニーズを活かすことをめざし、学識経験者等からアドバイスを受けるための「沿道風景づくり検討委員会」と、沿道地域の意見を整備に反映させるための「地区協議会」を設立。
- 「沿道風景づくり検討委員会」は、学識経験者や地元事業者代表、国、県、市で構成。
- これらに加え、児童・中学生・女性などが参加する懇談会も開催し、計画段階からの住民参加による沿道風景づくりを実施。
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