国土交通省 関東地方整備局
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神流川流域は秩父古生層という硬い岩石でできていますが、多くの断層や破砕帯があり、複雑な地質構造となっています。このため急峻な地形と脆弱な地質から、大量の土砂が生産されやすい地域です。 神流川本川と急流支川との合流点付近には人家が多く、支川に砂防堰堤をもうけることにより、本川への土砂流出を防止しています。 神流川本川では「魚のすみよい渓流づくり」として、自然石の斜路と魚道を持つ柏木砂防堰堤などが整備されています。 また、藤岡市譲原地区では大規模な地すべりが発生し、その対策を行っています。
橋倉川第二砂防堰堤は平成11年、神流川の支川、橋倉川(上野村勝山・神流町尾附)に完成しました。 この砂防堰堤は、表面を地場産の山波石やみかぼ石などで積み上げ渓谷環境と調和を図る工夫をしています。 また、小学生のアイデアで神流町で発見された恐竜の足跡の主である「山中竜」をモチーフとして砂防堰堤にその姿が浮かび上がるよう...