流域情報
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神流川流域
平成3年(1991)譲原地すべり災害
譲原地区は、明治43年以降幾度か地すべり活動が確認されましたが、昭和39年~44年の群馬県による地すべり対策工事により活動は沈静化していました。しかし、平成3年10月16日、台風による集中豪雨のため地すべりが活発化し、道路や家屋に亀裂が生じました。主要地方道鬼石・中里線(現国道462号)は6日間全面通行止め、その後も565日間片側通行止めとなり、約55万台に影響が出ました。平成4年8月26日、集中豪雨により地すべり変状がさらに激化しました。
譲原地すべり地区(群馬県藤岡市)
主要地方道鬼石・中里線(現国道462号)の通行止め状況(平成3年10月撮影)
上毛新聞(平成3年10月17日)
オープンクラック
農道に見られる亀裂
擁壁に発生したズレ
傾いた擁壁