流域情報
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神流川流域
神流川流域の気象
群馬県の気象概況
群馬県は、新潟県、福島県、栃木県、埼玉県、長野県の5県に囲まれた、海を持たない内陸県であり、気候は太平洋沿岸気候となっています。しかし、県内は山と谷と平野部が混在し、北部では標高2,000mを越える山々から、関東平野に連なる平野部では標高10m程度と高低の変化が大きく、山岳気候、平地気候が混在しています。その標高による違いから、厳冬期の北部では氷点下10℃以下まで下降する一方、盛夏期の南東部の平野部では40℃近くまで気温が上昇するなど、地域的な気候の変化が大きくなっています。
群馬県の年間平均気温をみてみると、地形に大きく影響され複雑に分布していることが分かります。南東部の平野部では13℃以上あり館林の14.6℃が最も高くなっていますが、西部から北部にかけての山沿いでは10℃以下であり、県西部の高冷地である嬬恋村田代では7.1℃となっています。
群馬県の年間総降水量は南海上から暖湿流の影響を受けやすい榛名山、赤城山で1,600mmから2,000mmと多く、冬期間降雪が多い北部山岳地域で1,800mm以上となっていますが、沼田、片品では比較的少なくなっています。年間平均気温分布図(平年値:1979~2000年)
年間総降水量分布図(平年値:1979~2000年)
前橋の各種気温要素の年変化(年平均)
神流川流域の気温と降水量 ※気象庁 神流観測所
年降水量の推移
月別気温・降水量(平成17年)
流域内各地点の降水量データ
神流 月別平均降水量(1979~2000年)
神流 月別平均降水量(平成17年)