河川
首都圏の水資源の不安を解消していくため、水を再利用・有効利用していくことも必要です。
水の再利用に対する意識が高まっており、雨水や一度使用した水を水洗トイレや、植物の散水などに利用する取り組みは増えてきています。しかし、このような取り組みには多くの時間と費用がかかります。実際に、これら雑用水の生活用水使用量に対する割合は、現状では約1パーセントに過ぎません。
このため、首都圏では、水資源開発を進めるとともに、水資源の有効活用(水道管や用水路の改築、用途が異なる水の融通、既存ダムの有効活用など)も進めています。