地方公共団体支援
-
直轄診断
直轄診断とは
本来、橋梁やトンネル等の道路構造物は、各道路管理者が責任をもって管理するという原則があります。
しかし、地方公共団体の技術力を考慮したうえで、技術支援が必要な道路構造物(複雑な構造、損傷が極めて著しい、社会的重要施設など)に限って、国が該当地域の地方整備局、国土技術政策総合研究所、独立行政法人土木研究所の職員で構成する「道路メンテナンス技術集団」を派遣し、技術的助言を行います。直轄診断の仕組み
直轄診断の実績
秩父橋(埼玉県秩父市)
秩父橋(二代目)は、秩父市管理の鉄筋コンクリート製3径間連続アーチ橋であり、埼玉県指定等文化財の有形文化財に登録されている橋梁です。
令和元年8月に実施した直轄診断では、橋梁点検車による近接目視や橋面舗装下の状況調査、潜水士と水中カメラによる橋台のフーチングの洗掘調査を行いました。
同年12月に調査結果を取りまとめて、その報告会を開催したものです。
その後、秩父市から修繕代行の要請を受けて修繕代行を事業化し、令和3年度から秩父橋の補修に係わる工事を進めています。
詳細は、下記からご覧ください。
直轄診断の様子
お問い合わせ
下記のお問い合わせフォームにて、相談内容等を入力して、ご連絡ください。
後日、関東道路メンテナンスセンターの担当者より、連絡を差し上げます。
なお、都県のみならず、市町村につきましても相談可能ですので、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせフォーム
※直轄診断に係る費用について、地方公共団体の費用負担はありませんが、直轄診断に該当するための要件があります。
※また、極めて専門的な知見を要する特殊な損傷への対応のために、外部機関との連携が必要になる場合があります。
その際は、外部機関の職員の出張費等の負担が生じる場合もありますので、ご留意ください。