霞ヶ浦の紹介
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自然百科事典
植物プランクトン
植物プランクトン(一年中見られるもの)
オシラトリア/ユレモ科(Oscillatoria)
全国のいたるところの湖沼等に、プランクトンとして出現。霞ヶ浦では、一年中見ることができます。かび臭物質を産出する種類もあるため、水道水として利用する場合問題になる種類です。糸状体は、単独又は塊状になって浮遊、湿った場所では膜状になることもあります。先端の細胞の形は様々。細胞の形は円柱状か円錐状。いろは、青藍色。運動性があり、前進したり、左右に揺れるような動きをすることから、ユレモと呼ばれています。
(日本の水道生物より出典)フォルミデュウム/ユレモ科(Phormidium)
各地の湖沼、貯水地にプランクトン、付着藻類として出現。霞ヶ浦では、一年中見ることができます。かび臭物質を産出する種類もいるため、水道水として利用する場合、問題となる藻類です。糸状体は、多数集まって粘質膜状の群体になり基質に着生しますが、単独又は群体で浮遊することもあります。糸状体は、同じ太さの円筒状で、細胞間の連接はわずかにくびれます。先端は、細くなるか丸くなります。鞘は薄く粘質化し見えにくく、色は青緑色。
(日本の水道生物より出典)