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千葉県は首都圏に隣接する地域として、千葉港、成田空港の物流拠点を擁し、
農林水産業、観光業とも高いポテンシャルを持っています。
平成17年の千葉県の人口・世帯数は、606万人・232万世帯に達しています。
自動車保有台数も増加し、平成16年には1.8人に1台の割合となっています。
出典:千葉県月刊統計資料
千葉県において観光産業は重要な位置づけにあります。
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出典:千葉県観光入込調査概要 | お花畑(南房総市) |
千葉港は国内第2位の貨物取扱量を誇っています。
臨海部に立地する石油コンビナート、製鉄所などの企業の原材料、製品を取り扱っています。
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出典:港湾統計年報 | 京葉工業地帯 |
成田空港は、世界第2位の航空貨物取扱量を誇っています。
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出典:国際民間航空機関(ICAO)調査 | 成田空港 |
県西部に集中する渋滞、半島状の県土を結ぶ道路網の必要性、道路整備への不満など、さまざまな道路・交通に関する問題・課題を抱えています。
千葉県の年間渋滞損失時間は全国ワースト7位と上位に位置しています。
特に湾岸地域、東葛飾北部、県北西部で多くなっています。
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出典:平成16年度道路行政の業績計画書 | kmあたり渋滞損失時間3Dマップ 出典:平成16年プローブ調査 |
直轄国道の延長は9%程度に過ぎませんが、走行台キロ、渋滞損失時間に占める割合が高くなっています。
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国道16号 |
観光客の不満は、「道路渋滞がひどい、駐車場が少ない」に集中しています。
出典:観光立県ちば推進ビジョン
千葉県が持つ高いポテンシャルをさらに育てていくため、さまざまな問題・課題を解決するために新しい道路行政マネジメントを基に道路整備を進めます。
国や地方の財政が逼迫する中で、これからの行政は限られた予算で効率よくサービスを提供していかなければなりません。
そこで私たちは道路の課題をデータできちんと把握し、その最適な解決法を見いだし、解決を急ぐべきところから対策を講じていきます。
また、今まで見えにくかった道路行政を、もっとわかりやすく「見える化」することも、もう一つの目的です。工事の実施の際にも、何のための工事か「見える化」していきます。
課題のデータや、それに基づいた解決策とその結果を利用者、納税者の皆さんに「見える化」し、効率的に道路行政を進めてまいります。
目標宣言プロジェクトは、事業のおかれている状況や完成目標を広く道路ユーザーの皆様に公表し、オープンな形で事業進捗を図るものです。
首都圏3環状の一翼を担う圏央道の開通目標を公表しています。また、毎年度の事業進捗目標と、その達成度を合わせて公表しながら事業進捗管理をおこなっていきます。
千葉県内で事業中の圏央道についても開通目標を公表しています。
千葉県内における交通事故の危険箇所の抽出を、いろいろなデータや指標で明示し、県民の皆様とともに対策必要箇所の選定及び改善を行い、成果重視の道路行政を実践するプロジェクトです。
平成17年度に交通安全対策30箇所を選定し、重点的な対策を実施していきます。
千葉県内における交通事故の危険箇所の抽出を、いろいろなデータや指標で明示し、県民の皆様とともに対策必要箇所の選定及び改善を行い、成果重視の道路行政を実践するプロジェクトです。
平成17年度に交通安全対策30箇所を選定し、重点的な対策を実施していきます。
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・千葉県の現状 ・道路・交通の抱える問題点 ・これからの千葉の道づくり ・管内図 |