国土交通省 関東地方整備局 荒川上流河川事務所
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    ぶらり♪~あらかわ便り~【vol.9】

    【平成27年7月22日】稲荷台遺跡見学会が開催されました。

    • 稲荷台遺跡は、上尾市の西貝塚環境センターに隣接した箇所にあります。 稲荷台遺跡は、上尾市の西貝塚環境センターに隣接した箇所にあります。
    • 発掘された土器等のかけらです。 発掘された土器等のかけらです。
    • 縄文時代の竪穴式住居の跡も発掘されました。穴には柱が設置されていたようです。 縄文時代の竪穴式住居の跡も発掘されました。穴には柱が設置されていたようです。
    • 縄文時代の木も発掘されました。木の種類については調査中です。 縄文時代の木も発掘されました。木の種類については調査中です。
    • 縄文時代~古墳時代などの土器等の発掘がありました。 縄文時代~古墳時代などの土器等の発掘がありました。
    • 縄文時代の土偶も発掘されました。 ※ 写真提供 縄文時代の土偶も発掘されました。 ※ 写真提供

     
     荒川上流河川事務所職員を対象に、上尾市西貝塚地先の稲荷台遺跡の見学会が開催されました。発掘を行っている公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団の担当の方に説明して頂きました。
     稲荷台遺跡の調査は、隣接する埼玉県総合リハビリセンター建設の時から始まり、荒川上流河川事務所の「さいたま築堤」事業の関係で平成26年度より再開され、現在は第6次調査となります。
     稲荷台遺跡からは、古くは旧石器時代(約2万年前)の石器から江戸時代(約150年前)の住居の跡までの様々な時代の遺跡が発掘されています。特に、縄文時代は、竪穴式住居跡、土偶等の土器、捨てられた貝殻(ヤマトシジミ)など多くの物が発掘されました。
     ヤマトシジミの貝殻が見つかったことから、縄文時代の遺跡周辺は、河口付近であり、海に近かったという説もあるそうです。
     普段、遺跡に接する機会が少ないことから、見学者からは、発掘方法や発掘品の時代の見分け方など様々な質問がされました。

     荒川周辺には古くから人々が生活を営んでおり、河川は昔も今も人々の生活に欠かせないものであると再認識できる見学会となりました。

     ※ 写真提供 「公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団」


    【平成27年7月21日】 測量講習会を開催しました。

    • 測量機器(レベル)を使って地面の高さを測っています。 測量機器(レベル)を使って地面の高さを測っています。
    • GPSを利用して位置と高さを測っています。 GPSを利用して位置と高さを測っています。

     

     入間川河川敷において、荒川上流河川事務所職員を対象に測量講習会を開催しました。河川を適切に管理するためには、測量を行ってその位置や形状を正確に把握することが重要です。
     講習会では、測量方法や測量機器の使用方法の説明を受けた後、実際に測量機器(レベル)を用いた水準測量とGPS測量により河川敷の地形を測りました。
     GPS測量では測定したい場所に受信機をセットすれば、わずか10秒で位置と高さを測定することができることから、広い範囲の地形を効率よく測量することができます。

     今回の講習会は測量の基本を学ぶとともに、新しい測量技術にも触れることができて、大変有意義な講習会となりました。



    【平成27年7月15日】越辺川にあるヒメボタルの生息地で草刈りを行いました。

    • 作業前です。草木が生い茂っています。 作業前です。草木が生い茂っています。
    • 肩掛け式草刈り機などで草刈りを行います。 肩掛け式草刈り機などで草刈りを行います。
    • 作業後です。今回は職員の研修も兼ねて行いました。 作業後です。今回は職員の研修も兼ねて行いました。
    • のこぎりで枝の剪定を行います。 のこぎりで枝の剪定を行います。



      今回の草刈りは、ヒメボタル生息地周辺の草木が繁茂しているため、除草及び枝の剪定等を行い生息地の風通しを良くすることで、ヒメボタルの生息に適した環境にすることを目的に行いました。
     参加者は、荒川上流河川事務所7名、さいたま市立上里小学校から先生が1名の、合計8名で行われました。
     熊谷で35度以上の気温が観測され、非常に暑い日でしたが、無事に作業は終了しました。  
     参加した皆さんお疲れ様でした。
     夏場の作業では、熱中症に注意し、こまめな水分補給を行いましょう。
     
     


    【平成27年7月3日】環境学習の一環として産官学連携※によるフィールド実習等を行いました。

    • 管理者(埼玉県)による六堰頭首工の説明がありました。 管理者(埼玉県)による六堰頭首工の説明がありました。
    • 緩勾配魚道での流速測定が行われました。 緩勾配魚道での流速測定が行われました。
    • 水生生物の調査を行いました。 水生生物の調査を行いました。

     

     実習等は、深谷市永田地先に在る、埼玉県が管理する「六堰頭首工の魚道」と荒川上流河川事務所で管理する「流水改善水路・緩勾配魚道」で行われました。
     学生さんを対象に行った農業用取水施設の説明や魚道施設での流速測定・河川生物採捕等の体験調査を行いました。
     これらを通じて、河川生物の生息環境や人間活動による環境への影響について再考して頂きました。

     当日はあいにくの天候でしたが、タイミングよく、体験調査中は雨があがりました。お疲れ様でした!

    ※当日集合した関係者
     東京学芸大学・早稲田大学・埼玉中央漁業協同組合・共和コンクリート工業(株)・埼玉県大里農林振興センター・埼玉県立川の博物館・荒川上流河川事務所
     

    【平成27年6月21日】 越辺川・高麗川水害予防演習に参加しました。

    • 冒頭の挨拶で、事務所長からも水防演習への期待が語られました。 冒頭の挨拶で、事務所長からも水防演習への期待が語られました。
    • 堤防の漏水拡大を防ぐ「月の輪工法」の演習が行われました。 堤防の漏水拡大を防ぐ「月の輪工法」の演習が行われました。
    • 溺れている人をボートで救助する水難訓練も行われました。 溺れている人をボートで救助する水難訓練も行われました。
    • 広報ブースは好評でした。 広報ブースは好評でした。
    • カッパを着て時間100mm以上の降雨体験です。 カッパを着て時間100mm以上の降雨を体験します。
    • 3D眼鏡をかけて土石流を体感します。 3D眼鏡をかけて土石流を体感します。

     坂戸市・越生町・毛呂山町による「越辺川・高麗川水害予防演習」に参加しました。
     演習は、坂戸市内の高麗川河川敷で、三市町、消防、警察、各水防団の皆さんにより、実際の災害を想定して行われました。
     荒川上流河川事務所も広報ブースを設置し、「降雨体験車」「自然災害対策車」と伴に参加しました。
     
     このような演習が、災害時に迅速な対応につながると思います。
     演習に参加された皆さん、お疲れ様でした。

    【平成27年6月20日】 熊谷市の荒川河川敷で河川清掃が行われました。

    • 熊谷市長、熊谷市教育長、久下小・桜木小の両学校長も参加されました。 熊谷市長、熊谷市教育長、久下小・桜木小の両学校長も参加されました。
    • 多くの方々が清掃活動に参加しました。 多くの方々が清掃活動に参加しました。
    • 桜木小学校・久下小学校の子供達もがんばっていました。 桜木小学校・久下小学校の子供達もがんばっていました。

    埼玉中央漁業協同組合の主催する荒川河川敷の河川清掃が行われました。
    今回の河川清掃は、荒川大橋左岸の上下流であり、熊谷自動車学校から荒川運動公園の範囲で行われました。
    清掃に参加されたのは、公園管理者である熊谷市や近隣にある桜木小学校、久下小学校の児童、先生、保護者の皆さんがでした。

    参加された皆さんに一生懸命ゴミを拾っていただいたので、河川敷がきれいになりました。
    「昨年よりゴミが少なかった」と感想を述べる方もおられました。
    快適な河川敷を楽しむためにも、今後も皆さんのご協力をよろしくお願いします。お疲れ様でした!

    【平成27年6月12日】 災害対策用機器操作講習を実施しました!

    • 1 浸水箇所を想定した排水ポンプ車による排水作業の訓練です。
    • 2 ku-sat2です。衛星回線を使用して音声・映像を伝える訓練です。
    • 3 照明車の照明ブーム操作の訓練です。

    台風などによる洪水や地震などの災害発生時に、迅速な災害復旧の支援や被害軽減を目的に、排水ポンプ車や照明車などの災害対策用機器の操作講習を行いました。
    市の職員、国交省職員及び災害協定会社など合計97名が参加し、様々な災害対策用機器の操作を行いました。
     
    ■詳しくはコチラ■

    【平成27年6月6日】 上尾市主催イベント「環境推進大会」に荒川太郎右衛門地区自然再生協議会が出展しました。

    • パネルコーナーに沢山の見学者が訪れてくれました。 パネルコーナーに沢山の見学者が訪れてくれました。
    • 昆虫や魚などは子供たちに大人気でした。 昆虫や魚などは子供たちに大人気でした。


     上尾市主催イベント「環境推進大会」に荒川太郎右衛門地区自然再生協議会が出展しました。「環境推進大会」は、環境省の「環境月間」にちなんで開催され、今年で15回目を迎えているそうです。
     イベントに訪れた皆さまに、太郎右衛門地区自然再生事業を知っていただくため、パネル展示による事業の説明やパンフレットの配布等を行いました。また、太郎右衛門地区に生息する生物の生体展示(亀、魚、蛇など)や昆虫標本の展示を行い、太郎右衛門地区の環境を、より身近に感じていただきました。
     
    ■太郎右衛門地区自然再生事業についての詳細はコチラ■

    【平成27年6月5日】 職員による堤防点検を行いました。

    • 堤防の天端(上)、堤脚などに分かれて点検しています。 堤防の天端(上)、堤脚(のり下)などに分かれて点検しています。
    • 堤防のり面の状況を確認しています。 堤防のり面の状況を確認しています。
    • 堤防のり面で発見された穴の大きさ・深さの確認をしています。 堤防のり面で発見された穴の大きさ・深さの確認をしています。

     梅雨や台風が来る時期を迎えるにあたり、堤防の安全性を確認するため、職員による堤防点検を行っています。
     荒川上流河川事務所が管轄する荒川をはじめとする6河川を16区間に分け、職員が徒歩により堤防に異常が無いか目視点検を行っています。
     また、公共土木施設の管理等に豊富な経験を持つ、「防災エキスパート」の皆さんにも参加していただいています。
     堤防の異常が発見された場合は、緊急性のあるものから順番に補修等を行い対応します。

     暑い中、1区間あたり10km以上の距離を歩くため大変でしたが、こうした点検を通じて台風などに備えています。

    【平成27年5月29日】 ポピーまつりが開催されました。

    • 多くの人で賑わっています。 多くの人で賑わっています。
    • 赤、白、ピンク、黄色など様々な色のポピーが咲いています。 赤、白、ピンク、黄色など様々な色のポピーが咲いています。
    • 間近でポピーが楽しめます 間近でポピーが楽しめます

    5月16日(土)から5月31日(日)まで鴻巣市滝馬室地先の荒川河川敷で「ポピーまつり」が開催されました。
    川幅日本一と言われる御成橋の下流付近で行われており、関東の富士見百景にも選ばれた場所でもあります。
    荒川河川敷への不法投棄防止を目的にポピーが植えられ、「ポピーまつり」が始まりました。

    平日にもかかわらず、多くの方々が訪れており、大変賑わっていました。
    きれいな河川を維持するためご協力お願いします。

    【平成27年5月29日】洪水対応演習を行いました。

    • 災害対策室で演習を行っています。 災害対策室で演習を行っています。
    • 災害を想定した情報連絡・報告を行っています。 災害を想定した情報連絡・報告を行っています。
    • 被災箇所の応急復旧について検討しています。 被災箇所の応急復旧について検討しています。



     梅雨や台風に備え、防災体制に万全を期すため、台風による災害を想定した洪水対応演習を行いました。
     演習内容としては、関係機関と連携した防災情報伝達や被災時の対策工法の検討などを行いました。

     今回の演習などにより、実際の水害時への備えをを強化していきます。

     参加いただいた関係機関の皆様におかれましては、ご協力ありがとうございました。


    【平成27年5月28日】島田橋の開通式が行われました。

    • 昨年6月の大雨により流され、橋脚だけが残されました。 昨年6月の大雨により流され、橋脚だけが残されました。
    • 開通式でのテープカットも行われました。 開通式でのテープカットも行われました。
    • 開通式後は参加者で橋を渡ってみました。 開通式後は参加者で橋を渡ってみました。



     島田橋は、越辺川の坂戸市島田地先と東松山市宮鼻地先に架かる冠水橋で、時代劇のロケなどに使用されていましたが、昨年6月の低気圧に伴う大雨の被害のため、通行できない状態でした。

     今回の開通式には、地元の方々も多く訪れ盛大に行われました。


    【平成27年 5月13日~5月27日】許可工作物の管理状況の現地確認を行いました。

    • 大麻生陸閘※です。堤防が途切れているため車の通行も可能になっています。(熊谷出張所管内) 大麻生陸閘※です。堤防が途切れているため車の通行も可能になっています。(熊谷市)
    • 豊廼排水樋管※です。ゲートの開閉が正常にできるか確認を行っています。(熊谷出張所管内) 豊廼排水樋管※です。ゲートの開閉が正常にできるか確認を行っています。(熊谷市)
    • 関越道都幾川橋です。橋梁本体や護岸の状況を確認しています。(越辺川出張所管内) 関越道都幾川橋です。橋梁本体や護岸の状況を確認しています。(東松山市)

     

     

    • 鎌取冠水橋です。珍しい木橋です。(川越市) 鎌取冠水橋です。珍しい木橋です。(川越市)
    • 東京国際大学の運動場です。洪水時に工作物が撤去できるか実践しています。(川越市) 東京国際大学の運動場です。洪水時に工作物が撤去できるか実践しています。(川越市)
    • JR川越線の橋梁です。占用許可標識の確認をしています。(さいたま市) JR川越線の橋梁です。占用許可標識の確認をしています。(さいたま市)

     

     5月13日~5月27日の期間において、河川内の許可工作物※の管理状況についての現地確認を行いました。
     現地確認では、河川内にある許可工作物が、正常に稼働するか、また、適切に維持・管理がされているかを許可工作物の管理者と現地で確認を行うものです。
     荒川上流河川事務所では、5月中に、主に樋管、堰、橋などの工作物、11月に、主に公園や運動場などを対象に現地確認を行っています。

     施設管理者の皆さん、ご協力ありがとうございました。


    ※ 河川管理者以外が河川区域内に設置及び管理している工作物
    ※ 陸閘 通常時は、通行のため堤防を途切れさせている箇所で、増水時は、ゲート等で塞ぐことにより、浸水を防いでいる。
    ※ 樋管 用水の取り入れ・内水の排水などを目的とした堤防内を横断する水路で、洪水時には、支川や水路への逆流を防ぐためにゲートを閉める。


    【平成27年5月16日】桶川市主催イベント「桶川春のふれあいフェスタ」に荒川太郎右衛門地区自然再生協議会が出展しました。

    • 雨にもかかわらず、イベント会場には多くの人が訪れました。 雨にもかかわらず、イベント会場には多くの人が訪れました。
    • テントブースにも沢山の人たちが訪れてくれました。 テントブースにも沢山の人たちが訪れてくれました。
    • 生物の生体標本や昆虫標本は子ども達に人気でした。 生物の生体標本や昆虫標本は子ども達に人気でした。

     

     桶川市主催イベント「桶川春のふれあいフェスタ」に荒川太郎右衛門地区自然再生協議会が出展しました。

     イベントに訪れた方々に、太郎右衛門地区自然再生事業を知っていただくため、事業の説明やパンフレットの配布等を行いました。
     また、太郎右衛門地区に生息する生物の生体展示や昆虫標本の展示を行い、荒川の自然を、より身近に感じていただきました。







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    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.8】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.7】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.6】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.5】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.4】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.3】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.2】
    ぶらり♪ ~あらかわ便り~【vol.1】

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〒350-1124 埼玉県川越市新宿町3-12 電話:049(246)6371