一級河川
(いっきゅうかせん)

一級水系に係わる河川で、建設大臣が指定した河川です。全国で13,935河川が一級河川に指定されています。(平成10年度末現在)。


 

渇水
(かっすい)

降水量が通常よりも少ない状態。その結果として河川の流量や湖面、地下水位が低下することにより、一般生活や農業・工業など産業全般に深刻な影響を及ぼします。


 

河道改修
(かどうかいしゅう)

対象となる流域において、想定された洪水流量が河川からあふれることなく流れ、さらに平常時にあっては、その流路が河川敷の有効利用など社会生活に役立つように、河川に適切な河床勾配とそれに対応する十分な断面を与えるなどの整備をします。


 

既往最大洪水
(きおうさいだいこうずい)

対象とする河川の過去における洪水記録の中で、洪水流量が最大であった洪水のことです。


 

計画高水流量
(けいかくこうすいりゅうりょう)

計画高水流量は、河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水(洪水を防ぐための計画で基準とする洪水=人工的な施設で洪水調節が行われていない状態,言いかえるなら流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量)を河道と各種洪水調節施設(ダム、遊水地など)に配分した結果として求められる河道を流れる流量です。
 ダムや遊水地などを設けることによって計画高水流量が達成されるということは、洪水の危険が減少することを意味します。


 

減圧給水
(げんあつきゅうすい)

通常に比べて低い水圧で給水をおこなうこと。渇水や事故などによって十分な水量を供給できない場合に実施されます。


 

(財)利根川・荒川水源地域対策基金
(さいだんほうじん-とねがわ・あらかわすいげんちいきたいさくききん)

利根川水系及び荒川水系におけるダムなどの建設にともなって必要となる、水没関係住民の生活再建対策と水没関係地域の振興対策に必要な資金の貸付、交付などの援助及び調査をおこなうことによって、当該ダムなどの建設促進、水没関係地域の発展に役立てることを目的とします。国と1都5県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京)を構成員として、昭和51年12月22日に設立しました。
八ッ場ダムは昭和62年に基金対象ダムとして指定され、生活相談員設置事業、移転用地など先行取得利子補給事業など緊急性、必要性の高い事業から先行的に実施しています。


 

暫定水利権
(ざんていすいりけん)

水需要の逼迫に対処するため、ダムなど水源の裏付けがない不安定取水(=河川流量の多いときにしか取水できません)がおこなわれている場合に、暫定的に取水している量を指します。


 

重力式コンクリートダム
(じゅうりょくしきこんくりーとだむ)

コンクリートダムの中ではもっとも一般的な形式で、ダム提体の重量によって、貯水池からの水圧荷重を支えます。


 

支川
(しせん)

本川に合流する河川です。また、本川の右岸側に合流する支川を「右支川」、左岸側に合流する支川を「左支川」と呼びます。さらに、本川に直接合流する支川を「一次支川」、一次支川に合流する支川を「二次支川」と、次数を増やして区別する場合もあります。


 

水系
(すいけい)

同じ流域内にある本川、支川、派川およびこれらに関連する湖沼を総称して「水系」といいます。その名称は、本川名をとって利根川水系,信濃川水系などという呼び方が用いられています。
 このうち一級水系は、国土保全上または国民経済上特に重要な水系で、建設大臣が直接管理します。全国で一級水系に指定された水系は、109水系です。(平成10年度末現在)。


 

水源地域対策特別措置法(水特法)
(すいげんちいきたいさくとくべつそちほう-すいとくほう)

水源地域の生活環境、産業基盤等を計画的に整備することによって、水源地域住民の生活の安定と福祉の向上を図り、ダムなどの建設を促進し、水資源の開発と保全に寄与することを目的として、昭和48年10月17日に制定されました。
 八ッ場ダムでは、ダムにかかわる水源地域(長野原町大字川原畑・川原湯・横壁・林・長野原)及び吾妻町の一部の地域において、生活環境・産業基盤等を計画的に整備するために、平成7年内閣総理大臣によって、水特法に基づく「八ッ場ダム水源地域整備計画」が決定されました。
現在、土地改良や道路、下水道工事などから、レクリエーション施設、福祉センターなどに至る61事業が実施されています。


 

沖積平野
(ちゅうせきへいや)

河川の洪水等の作用により、泥・砂・礫などが堆積してできた平野です。


 

調節容量
(ちょうせつようりょう)

ダムの貯水容量のうち、洪水を調節するために必要な容量です。


 

ピーク流量
(ぴーくりゅうりょう)

ひとつの洪水における最大流量です。洪水時において、河川の適当な場所で流量を計測するか、あるいは洪水の痕跡を調査し、その最高水位より推定して得られます。


 

放水路
(ほうすいろ)

洪水処理の必要な河川より他の河川、または、海等へ洪水を流すための人工水路です。


 

遊水地・調節地
(ゆうすいち・ちょうせつち)

洪水を一時的に貯めて、洪水の最大流量(ピーク流量)を減少させるために設けた区域を遊水地または調節地と呼びます。
 遊水地には、河道と遊水地の間に特別な施設を設けない自然遊水の場合と、河道に沿って調節地を設け、河道と調節地の間に設けた越流堤(=洪水調節の目的で、堤防の一部を低くした堤防)から一定規模以上の洪水を調節地に流し込む場合があります。


 

流域
(りゅういき)

降雨や降雪がその河川に流入する全地域(範囲)のことです。集水区域と呼ばれることもあります。