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既往最大の洪水であった昭和22年
9月のカスリーン台風は、利根川上流部に300〜500mmもの降雨をもたらし、その結果、利根川沿川で死者行方不明者1,100名のうち、利根川上流部の群馬県は各支川が氾濫を起こし、県内の死者数592名、負傷者数315名及び家屋全半壊21,884戸等にも及ぶ被害が発生しました。
このカスリーン台風の他、記録に残されているものでは、これまでに8回(100年に3回)利根川が氾濫して東京にまで洪水被害が及んだ事もありました。
また、近年においても特に昭和56年(台風15号)、昭和57年(台風10、18号)、平成10年(台風5号)の洪水では利根川流域の各所で甚大な被害が発生しています。
このように、過去の洪水において、仮に吾妻渓谷の治水効果があったとしても、利根川沿川に莫大な洪水被害をもたらしており、吾妻渓谷の自然調節だけでは不十分なのは明らかです。
このため、下流部の河川改修とともに、八ッ場ダムによる洪水調節は必要です。
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