一般国道246号
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大和厚木バイパス 船子地区
概要
国道246号大和厚木バイパスは、横浜、町田市境から厚木、伊勢原市境付近に至る総延長18.3kmのバイパスであり、このうち大和市草柳~厚木市恩名(小田急交差部)間11.4kmについては、一般国道129号のバイパスとして、すでに完成供用済でした。
そして、終点側の厚木市船子付近の延長1,070mについては、昭和48年度から昭和51年度で用地買収を完了し、昭和52年度から本格的な改良工事に着手しましたが、昭和52年8月、国道246号との取付部付近で古墳が発見され、昭和53年2月2日~2月20日まで調査団が古墳の調査をした結果、5世紀前半の前方後円墳(前期形)であることがわかりました。
通称「地頭山古墳」と呼ばれるこの古墳は、厚木市船子字宮前地先の全長約70m前方後円墳で、古代相模国の歴史を考える上でもっとも重要な位置を占める古墳であるとの調査結果から、これを保存することとなり、当初オープンカット工法で計画していましたが、文化財保存の目的で、パイルーフ工法による半地下構造のトンネル(L=29.5m)に構造変更し、昭和56年3月に完成し供用開始しました。計画諸元区 間 厚木市恩名 ~同市船子延 長 1,070m
幅 員 22.0m
(3.50m×4車線)区 分 3種1級 設計速度 60km/h 曲線半径 150m以上 縦断勾配 5%以下 横断勾配 標準2%、
片勾配6%以下標準断面図
位置図