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広報活動

  • カスリーン台風から75年 ~利根川のリスクを忘れない~


    2022年は利根川や渡良瀬川が決潰し、未曾有の大災害となったカスリーン台風から75年目になります。3四半世紀が経ち実際にカスリーン台風を経験された方も少なくなってきました。利根川上流河川事務所では、カスリーン台風の甚大な災害の記憶を後世に語り継ぐとともに、利根川の治水事業の重要性を広く理解していただくために、流域自治体の皆様と連携し、様々な取り組みを行っていきます。
     

    TOPIX

    『水ってほんとこわいですよ。一度経験してみるとわかる』カスリーン台風を経験された古澤満明氏に体験に基づく知恵や心構えを語っていただきました。New
       ■忘れてはいけない水場の知恵  インタビューショート版(インタビューの概要を5分程度に編集しています。)
       ■忘れてはいけない水場の知恵  ダイジェスト版(カスリーン台風の概要とインタビューを30分程度に編集しています。)
       ■忘れてはいけない水場の知恵  インタビューロング版(全編インタビューで60分程度に編集しています。)

    1.カスリーン台風とは

    破堤箇所の航空写真 破堤箇所の航空写真

     昭和22年9月8日、南方洋上に発生したカスリーン台風は、9月15日に房総半島南端を通過し関東・東北地方に多くの被害をもたらしました。カスリーン台風発生時、日本列島には秋雨前線が停滞していたため全国的に雨のところが多く、関東地方でもカスリーン台風が去るまでの間、熊谷で約338mm、秩父では約610mmという記録的な豪雨となりました。
     これにより、利根川では埼玉県東村(現加須市)と茨城県中川村(現坂東市)で堤防が決壊し、東村の決壊による氾濫流は埼玉県下にとどまらず、東京都葛飾区、江戸川区にまで侵入しました。また、渡良瀬川や渡良瀬遊水地周辺の堤防12箇所においても堤防が決壊し、川辺村(現加須市)では最高水位5.5mに達し、湛水期間は1ヶ月にも及びました。
     カスリーン台風による被害は関東地方で家屋の浸水約303,160棟、家屋の倒壊・半壊約31,381棟、死者は1,100人にのぼりました。
     

    ■カスリーン台風が大暴れ新規ウィンドウ表示
    ■写真で見るカスリーン台風新規ウィンドウ表示
    ■(一般向けパンフ)洪水からみを守るため、今、しなければならないこと。(平成29年3月23日作成)[PDF:1.3MB]PDF
    ■(お子様向けパンフ)いつかまた来る。70年前にほんとうにあったカスリーン台風による大洪水 (平成29年3月17日作成)[PDF:1.1MB]PDF
    ■カスリーン台風パネル集新規ウィンドウ表示
    ■動画 「カスリーン台風」[322.8MB]

    2.ロゴマーク

    ロゴ ロゴ

     カスリーン台風から75年を幅広く周知するための広報ツールとしてロゴマークを作成しました。
     このロゴマークは、関係機関、企業、地域の方々皆様が自由にご使用することが出来ます。下記よりダウンロードしてご使用ください。

    【ロゴマークの意味】
    ・大きな数字75はカスリーン台風から75年目という事を強調。
    ・背景のマークは台風をイメージしており、赤色は市街地(家屋)、黄緑色は田畑(耕地)、緑色は山間部(山地)を表し、青色の大雨によって溢れ出した利根川の水がそれらを飲み込んだ様子を表現している。

    ■カスリーン台風から75年ロゴ[Excel:1.2MB]Excel

    3.治水の日

     カスリーン台風の甚大な災害の教訓を踏まえ、その記憶を後世に語り継ぐとともに、犠牲者のご冥福を祈り、利根川の治水事業の重要性を広く理解して頂くことを目的として、平成4年から利根川の堤防が決壊した9月16日を「治水の日」と定め、以来、毎年この時期に「治水の日」式典を開催しています。

    令和4年度の開催概要は次のとおりです。
    1. 日時:令和4年9月16日(金) 9時30分~10時30分(受付開始:9時00分)
    2. 場所:カスリーン公園(埼玉県加須市新川通地先)
    3. 式典内容:カスリーン台風決潰口跡の碑において献花、黙祷、決意文の宣誓等を実施
    ■令和4年度 第28回「治水の日」慰霊・継承式典の開催について

    【注意事項】
    • 会場設営準備のため、前日の9月15日(木)から16日(金)式典終了までカスリーン公園の利用はできません。(駐車は除きます)
    • 式典当日16日(金)は会場近くに一般見学者用スペースを設けるため見学は可能です。係員の案内に従って下さい。
    • なお、見学される場合は、マスクの着用及び大声や騒音を出さないようご協力をお願いします。

    ■過去の開催状況

    4.首都圏氾濫堤防強化対策

     利根川上流部及び江戸川の右岸堤防がひとたび決壊すれば、その氾濫は埼玉県内だけでなく東京都まで達し、首都圏が壊滅的な被害を受ける恐れがあります。このような被害が発生する恐れのある区間において、堤防の浸透に対する安全性を確保するために、堤防拡幅による堤防強化対策を実施します。 

    ■首都圏氾濫堤防強化対策新規ウィンドウ表示
    ■動画 「首都圏氾濫区域堤防強化対策」[176.9MB]

    5.利根川上流域大規模氾濫に関する減災対策協議会

    利根川上流域では、水防災意識社会再構築ビジョンに基づき、河川管理者、気象庁、都県、(独)水資源機構、市区町等関係機関が連携し減災のための目標を共有し、ハード対策とソフト対策を一体的、計画的に推進する「利根川上流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」(以下、「本協議会」という)を平成28年5月31日に設立しました。
    本協議会では、昭和22年9月洪水(カスリーン台風)をはじめとした既往洪水や、平成27年9月の関東・東北豪雨災害における対応状況とその課題を踏まえ、利根川上流域での大規模水害に対し、「逃げ遅れゼロ」、「社会経済被害の最小化」を目標として定めています。

    ■水防災意識社会再構築ビジョン新規ウィンドウ表示
    ■洪水浸水想定区域図新規ウィンドウ表示
    ■動画 「浸水ナビ」をご存じですか?[144.8MB]

    6.流域治水プロジェクト

    近年の激甚化・頻発化する水害・土砂災害に備え堤防整備などの対策をより一層加速させるとともに、集水域から氾濫行きにわたり、河川の流域のあらゆる関係者が協働して流域全体で行う治水対策「流域治水プロジェクト」を推進しています。利根川上流流域活水協議会は、令和2年8月21日に設立し、令和3年3月30日に利根川・江戸川流域活水プロジェクト(利根川上流区間)を策定し、令和4年3月31日に更新しています。

    ■流域治水プロジェクト新規ウィンドウ表示
    ■動画 「流域治水」って何?[178.9MB]

    7.その他

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