事業概要
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事務所の事業
首都圏氾濫区域堤防強化対策
利根川上流部及び江戸川の右岸堤防がひとたび決壊すれば、その氾濫は埼玉県内だけでなく東京都まで達し、首都圏が壊滅的な被害を受ける恐れがあります。このような被害が発生する恐れのある区間において、堤防の浸透に対する安全性を確保するために、堤防拡幅による堤防強化対策を実施します。
カスリーン台風による氾濫実績
昭和22年洪水氾濫実績
■氾濫面積 約440平方キロメートル
■浸水区域内人口 約60万人近年の被害状況(平成13年9月出水状況)
浸透に対する対応
堤防断面図
堤防強化対策範囲
堤防強化対策進捗状況
平成16年度(2004年度)から「首都圏氾濫区域堤防強化対策」を推進し、用地取得が完了した箇所において、堤防の盛土工事、水路や道路の付け替え工事等を実施しております。
下流区間(五霞町~羽生市の一部)については、令和5年度(2023年度)に概成し、対策全体の5割の進捗となっています。
久喜市(栗橋東地先)
(令和3年10月撮影) (令和6年1月撮影)
流下能力向上にも資する堤防強化用土砂の採取
堤防強化対策で必要な土砂を採取する河道掘削を実施しています。
加須市(外野~大越地先、麦倉~飯積地先)
(平成31年1月19日撮影) (令和4年10月26日撮影)
羽生市(発戸地先)
(令和3年1月21日撮影) (令和4年10月21日撮影)