鬼怒川とダムの紹介
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ダムの役割
鬼怒川の水利用とダムの供給量
鬼怒川水系水利用の現状
鬼怒川では、17世紀以降から用水路の開削により農業用水としての利用が盛んに行われるようになりました。明治時代に入り、黒部ダムを利用した利根川水系初の水力発電が開始されました(明治23年)。
農業用水は、五十里ダム・川俣ダムが建設される以前は、鬼怒川の自流を水源とした不安定なものでしたが、これらのダムの建設により、安定的な取水が図られるようになりました。
川治ダムの完成により栃木県・千葉県において、新たな都市用水の補給が可能となりました。鬼怒川水系の水利権量の構成
(平成17年4月現在)
川治ダムに係わる都市用水
(平成17年4月現在)
県 目的 使用水量
(m3/1日最大)栃木県 上水 174,000 工水 158,100 千葉県 上水 170,000 工水 113,300 鬼怒川の主要な取水地点