川崎1号沿道環境整備
沿道環境改善事業 - 川崎1号沿道環境整備
川崎市内における一般国道1号は、市内の南北方向の交通を担う重要な幹線道路の一つです。また、広域的な視点からみると、東京都と神奈川県を結ぶネットワークの基幹となる第二京浜国道として位置づけられ、大規模な震災等が発生した場合には、重要な防災空間としても役立ちます。
現在、国道1号の道路幅は約23mとなっていますが、重要な道路にもかかわらず、十分な車線幅員になっていないため、渋滞を引き起こしたり、歩道も狭く、歩行者の通行に危険な状態となることもあり、安全面においても望ましい状態であるとはいえません。また道路には緑地帯も少ないことから、環境面・景観面においても望ましい状態であるとはいえません。
将来の道路の理想像や、より良い沿道環境の創造を考えた道路と沿道が一体となったゆとりあるみちづくりが必要です。
経緯
昭和21年8月26日 戦災復興計画決定(戦災復興院第107号)W=50m
昭和24年1月24日 都市計画幅員変更 W=36m
昭和26年3月31日 都市計画幅員変更(建設省告示268号)W=30m
昭和40年代 6車線
平成8年 低騒音舗装敷設事業着手
平成11年1月14日 「川崎市南部地域の沿道環境改善のための道路整備の方針について」記者発表
平成11年度 沿道環境改善事業着手
設計諸元

計画区間 | 川崎市幸区小向仲野町~同区柳町 |
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規 格 | 第4種第1級 |
設計速度 | 60km/h |
延 長 | 約2.8km |
車 線 数 | 6車線 |

標準断面図(単位:m)
