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    環境への取り組み |植物発生材等の利用・野生生物の移動経路の確保|

    人と自然のための公園づくり


    地球環境への負荷が限界に迫りつつある21世紀に、我が国が快適でゆとりのある豊かな国民生活を守りつつ持続的に発展していくために、いま、地球環境の保全というグローバルかつ長期的な視点をもって、具体的な行動計画を確立することが求められています。

     国営昭和記念公園では、その整備・維持管理にあたって、緑の中での質の高いアウトドアレクリエーション活動の場を提供しているだけでなく、資源・廃棄物の有効利用、自然の保全や復元等の取り組みなど、環境への負荷の軽減を図るとともに、地球環境保全を視野に入れた地域の自然環境保全への広範な取り組みをしています。

     下表は、当公園の事例をもとに、大規模都市公園における自然環境の保全と復元・創出の可能性をまとめたものです。

    環境保全への取り組み

    環境への負荷軽減 資源の再利用 建設副産物の有効利用
    植物発生材等の利用(リサイクルセンター)
    汚水処理システム(中水の利用)
    園内水循環・浄化システム
    表土の保全
    既存樹木の活用(大径木移植技術等)
    資源消費量低減 園内の施設の省エネ対策
    雨水の地下浸透・雨水貯留利用
    豊かな自然環境の形成、生物多様性の保全 自然環境の保全 定期的な動植物調査による現況把握
    適正な生態管理計画の実行
    農薬等の使用制限
    草地性生物の生息に配慮した草地管理
    樹林の保全
    水辺環境の保全
    河川護岸の多自然型構造への改修
    多様な生物の生息環境の創出 多様な樹林の育成
    水辺の自然環境の創出
    多様な草地環境の創出(草刈頻度、時期、刈高等のバリエーション)
    野生生物の移動経路の確保(エコロジカルネットワークの形成)
    自然とふれあいの場の提供 環境学習・普及啓発の場の提供 多様な自然解説のシステム導入(セルフガイド型、参加型等)
    自然体験型レクリエーションの場の充実(観察しやすい施設づくり)
    環境学習イベントの開催 等
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