公園のあらまし
国営昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、立川飛行場跡地に建設された総面積180haにおよぶ国営公園です。
本公園は、昭和58年の開園以来、順次開園を行っており、現在約169.4haを開園しています。今後も全面積開園に向けてさらに建設を進めていきます。
また、本公園では、四季おりおりの花や植物のほか、年間を通じて行われる様々なイベントを提供しています。
良好な立地条件
●自然環境
本公園は、東京都心部から西へ約35km、北に狭山丘陵、南に多摩丘陵をひかえた武蔵野台地の一角に位置しています。
多摩川水系の残堀川が流れる園内はほぼ平坦な地形で、地層は洪積層(立川ローム層)にあたり、安定した地盤を形成しています。
また、園内の土壌は植物の成育に適した黒ボク土壌で、アカマツ林のほか、多数の良好な樹木が成育しています。
●人文環境
本公園は首都圏のレクリエーション需要に対応する大規模公園であるとともに、多摩連環都市整備構想の中でも、文化・レクリエーションの中核的な施設として位置づけられています。
公園は、JR立川駅から近く、周辺の道路網の整理も計画されており、首都圏全体からの利用に対し、十分なアクセスが確認されることになっています。
旧米軍跡地には広域防災基地、業務地等が計画されており、周辺の既成市街地と一体となって新しい良好な市街地の形成が期待されています。