多摩川
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多摩川で学ぶ、遊ぶ、参加する
多摩川リバーミュージアム
多摩川流域リバーミュージアム(TRM)とは
ミュージアムと言っても、どこかに博物館をつくるわけではないんです。
「多摩川流域リバーミュージアム(TRM)」は、多摩川流域を大きな博物館ととらえ、誰もが多摩川の持つ価値を共有、学習できるようにしようというものです。多摩川流域リバーミュージアムの3本の柱
TRMのイメージ
1.多摩川を学習や活動のフィールドに
市民団体や学校などが行う河川観察会、自然学習や文化芸術活動などにおいて、講師の派遣や活動プログラムの提供などの支援ができます。
2.多摩川ともっともっとふれあいたい
「岸辺の散策路」「川の一里塚」「水辺の楽校」などの河川ふれあい施設や市民と協働で運営する市民活動拠点を整備します。
3.多摩川をもっと知りたい知らせたい
自然・歴史・文化・防災などの情報を川原にいながらにして、携帯電話やパソコンなどによって、提供・収集できます。1.多摩川を学習や活動のフィールドに
水辺の楽校(ガサガサ魚取り)
水辺の楽校(ボート体験)
情報サテライト(二ヶ領せせらぎ館)
(1)水辺の楽校(がっこう)
「水辺の楽校」は、「水辺で学ぶ学校」です。学校といっても校舎や教室はありません。「川」そのものが教室であり、先生です。
川遊びをしたり、生きものや植物などを観察したりしながら、机の上では学べない色々なことを学びます。「学ぶ」というとお勉強みたいですが、「楽しむ」ことを大切にしているので、「楽校」です。
(2)情報サテライト/市民活動の場
「情報サテライト」は、市民と協働で運営され、人と情報のネットワークの拠点となっています。周辺地域の水辺情報の公開や、市民活動の拠点として利用されています。
(3)環境学習支援ツール
環境学習支援ツールとは、多摩川流域における学校の先生方の「人と人」、「物の情報」のネットワークを構築するためのデータバンクシステムです。
概要はこちら
↓↓
【参考】多摩川の河川環境学習教材の紹介[PDF:341KB]
2.多摩川ともっともっとふれあいたい
川の一里塚
岸辺の散策路
(1)川の一里塚
「川の一里塚」は、利用者の休息所となるように、木陰となる木を植えたり、水洗トイレを設けるものです。多摩川と浅川の両岸の堤防沿いには約2km間隔で整備します。また、洪水が発生した時などは水防活動の拠点にもなります。
(2)岸辺の散策路
「岸辺の散策路」は、水辺に近づけるよう、河川敷に設けられた小路です。治水上制約のある区間や生態系保持空間を除き、多摩川本川と浅川の両岸に整備していきます。道の脇にはオギなどの草木を残すなど、自然に親しめるように配慮します。3.多摩川をもっと知りたい知らせたい
関連するページを紹介します。
【自然・歴史・文化など】
(1)多摩川流域全体の概要
多摩川流域の概要、水質、自然環境等を紹介します。
(2)多摩川先人館
多摩川を語る上で欠かせない、先人たちとその軌跡をご紹介します。
(3)多摩川の名脇役
多摩川と共にいきてきた歴史ある土木遺産を紹介します。
(4)多摩川の渡し
多摩川本川の渡しの跡を紹介します。
(5)多摩川に関連する主な史跡
多摩川沿川の史跡を紹介します。
(6)多摩川の主な構造物
堰、水門、橋、魚道の情報を紹介します。
【防災】
(1)ケイヒンモバイル
京浜河川事務所の携帯端末向けホームページ(ケイヒンモバイル)では、多摩川・鶴見川・相模川のライブ映像および水位や雨量を確認できるほか、季節情報や周辺情報などのさまざまなコンテンツを配信しています。
(2)リアルタイム水位・雨量
(3)XRAIN~XバンドMPレーダ[外部サイト]
局地的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)の被害低減に向けた実況観測の強化。
多摩川流域リバーミュージアムの運営
日常的な活動やイベント開催などについては、市民、地元の自治体、河川管理者などのパートナーシップによって運営していきます。
「リバーミュージアム」の活動を通じて、交流の輪が広がることも期待しています。多摩川流域リバーミュージアムの位置づけ
法定計画である「多摩川水系河川整備計画」の中で、多摩川の自然の実態、生態系、川にまつわる歴史文化の持つ価値を「多摩川流域リバーミュージアム」を通じて広く普及することが記されています。