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あるきるすいぎん
水銀を含む有機化合物の総称を有機水銀化合物といいますが、そのうち、水銀がメチル基(CH3)、エチル基(C2H5)等のアルキル基と結びついた物質の総称をアルキル水銀といいます。
アルキル水銀は吸収されやすく、諸臓器特に脳に蓄積して、知覚障害、運動失調、視野狭窄等の中枢神経症害、いわゆる水俣病を引き起こす要因とされています。アルキル水銀は無機水銀に比べて生物による濃縮率が高く、汚染地区では魚介類に高濃度に蓄積されているといわれています。
環境基準は、「検出されないこと」と定めています。
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