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東海道で起こった犯罪についてなど知りたい。 (保土ヶ谷区 46歳 男性) |
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東海道をはじめとする江戸時代の街道の往来は、一般的には比較的安全であったといわれています。とはいえ、夜中や人通りの少ない場所がそれなりに危険であることは現在とあまり変わらなかったと思われます。当時の人々もこうした危険を避けるため、日の出前には出立し、日没頃には宿屋へ入るのが普通でした。 もちろん駕籠かき・扇子・船頭たちが、酒代をねだることは日常茶飯でしたが、それも道中の風物詩として必要悪であったようです。それよりも参勤交代や幕府高官の行列などの家来・人足たちが、行列の権威をかさにきて、宿場や道中の村々に必要な以上の人馬を出させたり、分を越えた接待の強要などのさまざまな無理難題を押し付けることの方が、大変だったようです。
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