道路
電線共同溝の整備手順例を以下に示します。
電線共同溝は、道路への敷設を予定している埋設物件(ガス管、上下水道管など)の管理者とも調整して整備を進めます。
(1)無電柱化地方協議会
電線共同溝の計画(実施区間)を策定するもので、道路管理者、地方自治体関係者で構成されます。
(2)電線共同溝指定告示
策定された計画について、官報で告示し周知します。
(3)電線共同溝整備計画
電線共同溝の設計について、入溝を希望する企業者と調整しながら作成します。また、建設負担金の徴収も行います。
(4)埋設物件の確認・移設
既設の埋設物件(ガス管、上下水道管など)を確認し、関係者と調整した位置に移設します。
(5)電線共同溝の施工
電線共同溝本体の設置工事です。
(6)電線類入線工事
電線共同溝に企業者のケーブルを敷設する工事です。合わせて各家庭などにケーブルを引き込む「引込み部」の設置作業も行います。
(7)抜栓工事
電線類の地中化により、不要になった電柱を抜き取る工事です。
(8)完成
詳細な無電柱化整備の工程については以下のリンクよりご覧ください。
国土交通省道路局の「無電柱化の推進」の「無電柱化の工程」[外部サイト]
電線共同溝設計の基本的な流れを以下に示します。
電線共同溝の整備には「道路管理者」と「電力・通信事業者」の費用負担が決められています。詳しくは以下のリンクよりご覧ください。
国土交通省道路局の「無電柱化の推進」の「電線共同溝の費用負担」[外部サイト]