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    渇水はなぜ起こる

    渇水の発生状況と頻度

    渇水は、全国で頻繁に発生しています。

    これまでの渇水の発生状況
     昭和30年以降をとってみても、渇水が発生しなかった年はなく、また、すべての都道府県で渇水が生じています。
     とくに深刻な影響を与えた渇水は、昭和39年の東京(東京オリンピック渇水)、昭和48年の高松(高松砂漠)、昭和53年の福岡(福岡渇水)、昭和56 年の沖縄、昭和59年の中部圏・近畿圏、昭和62年の首都圏、平成6年の全国的な渇水(列島渇水)などがあり、記憶に新しいところでは平成8年の首都圏の渇水があります。
    全国の渇水発生状況 全国の渇水発生状況

    過去の主な渇水

    参考資料:国土庁「水資源白書」(平成7年版)

        都市名 主要河川 給水制限
    期 間 日数
    昭和39年 東京オリンピック渇水 東京都 多摩川 7月10日~10月1日  84 
    42年 長崎渇水 長崎市   9月25日~12月5日  72 
    48年 高松砂漠 高松市   7月13日~9月8日  58 
    53年 福岡渇水 福岡市 筑後川 5月20日~翌3月24日  287 
    56年   那覇市他   7月10日~翌6月6日  326 
    59年   東海市他 木曽川 8月13日~翌3月31日  213 
    大阪市他 淀川 10月8日~翌3月31日  156 
    62年 首都圏渇水 東京都他 利根川・荒川 6月16日~8月25日  71 
    平成6年 列島渇水 高松市 吉野川 7月11日~9月30日  67 
    松山市 重信川 7月26日~11月25日  123 
    福岡市 筑後川 8月4日~翌5月31日  295 
    佐世保市   8月1日~翌3月5日  213 

    ■首都圏(※)では、1年を通して水不足の傾向にあります。

     首都圏の水の供給は、主に河川水に頼っていますが、利根川水系では昭和47年~平成8年の25年間に10回、荒川水系では13回の渇水(取水制限)が発生しています。
     最近は、水の需要の増える夏だけでなく冬にも発生したり、また、給水地区の拡大に伴って影響が広い地域に及ぼされるなど、季節を問わず、かつ広域化の傾向にあります。

    水源と供給区域 水源と供給区域

    ※首都圏とは、東京都、埼玉県、千葉県、
     神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県をさします。

    水源と供給区域拡大図

    首都圏の主な渇水

    資料:国土交通省調べ

    水 系 発生年 取水制限 最大取水制限率(%)
    期 間  日数   上水   工水   農水 
     利根川水系   昭和47年 6月6日~7月15日 40 15 15
      48年 8月16日~9月6日 22 20 20
      53年 8月10日~10月6日 58 20 20 20
      54年 7月9日~8月18日 41 10 10 10
      55年 7月5日~7月8日 4 10 10 10
      57年 7月20日~8月10日 7 10 10 10
      62年 6月16日~8月25日 7 30 30 30
      平成2年 7月23日~9月5日 18 20 20 20
      6年 7月22日~9月19日 60 30 30 30
      8年 1月12日~3月27日 75 10 10 10
        8月16日~9月25日 41 30 30 30

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