鬼怒川とダムの紹介
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鬼怒川上流ダム群連携施設
五十里ダムと川治ダムの特徴
鬼怒川上流ダム群のうち、五十里ダムは、規模が小さく貯水容量が少ないため、雪解けの季節や梅雨・台風の時期には、貯めきれない水が下流へと使われないまま放流されてしまっています。
一方、五十里ダムの近くにある川治ダムは、貯水容量が大きく、いったん貯水位が下がるとなかなか回復しないといった特徴があります。連携施設とは
鬼怒川上流ダム群連携施設は、五十里ダム下流の男鹿川・鬼怒川の流況改善を目的として、水のやりとりを行うため、五十里ダムと川治ダムをネットワークする施設です。
五十里ダムでの利用しきれない水を川治ダムに貯めるため、五十里ダムと川治ダムを導水路で結び、より有効な水運用を図ることができます。五十里ダムと川治ダムのネットワーク図
川治ダム
【川治ダムの年間流入量】
138,000千m3
【川治ダムの有効貯水容量】
76,000千m3五十里ダム
【五十里ダムの年間流入量】
362,000千m3
【五十里ダムの有効貯水容量】
46,000千m3