湯西川ダム
鬼怒川上流4ダムの中で一番新しいダム
首都圏域としての発展がめざましい鬼怒川や利根川下流域。急速な都市化・ライフスタイルの変化に伴う水需要が急増しています。この水需要に応えるとともに、流域を洪水の被害から守るために、鬼怒川上流のダム群の一つとして建設されたのが湯西川ダムです。

・湯西川ダムは特定リフトにおいて効率化を進めた巡航RCD工法を採用しており、堤体コンクリート体積約100万m3に対して、実打設期間19ヶ月という短期間での施工を実現した。
ダム諸元
型式 | 重力式コンクリートダム |
---|---|
地質 | 火山礫凝灰岩 |
堤高 | 119.0m |
堤長 | 320m |
堤体積 | 1,060,000m3 |
位置図

貯水池の諸元
集水面積 | 102.0km2 |
---|---|
湛水面積 | 1.98km2 |
有効貯水量 | 7,200万m3 |
重力式コンクリートダムの特徴

貯水池からの水圧をダムの重さで支えるコンクリートでつくられたダム。岩盤の頑丈な場所であることが重要です。