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    多摩川水系河川整備基本方針

     河川整備基本方針は、長期的な観点から、国土全体のバランスを考慮し、基本高水、計画高水流量配分等、抽象的な事項を科学的・客観的に定めるものであります。このため専門的知識を有する学識経験者を主たる構成員とする社会資本整備審議会河川分科会の意見を聴いて、国土交通大臣が定めることとしています。

     多摩川水系では、河川法の改正にともなって、平成12年12月19日に策定されました。

     令和5年3月13日に気候変動を考慮して多摩川水系河川整備基本方針を変更しました。
     ~流域治水の観点も踏まえた河川整備基本方針の見直し~

    多摩川水系河川整備基本方針(R5.3.13変更)

     近年の水災害の頻発に加え、今後、気候変動の影響により更に激甚化するとの予測を踏まえ、治水計画を「過去の降雨実績に基づくもの」から「気候変動の影響を考慮したもの」へと見直し、抜本的な治水対策を推進することとしています。
     このたび、多摩川水系河川整備基本方針について、気候変動の影響による将来の降雨量の増大を考慮するとともに、流域治水の観点も踏まえたものに見直しを行いました。

    【基本方針の内容】(令和5年3月13日変更)
     1.河川の総合的な保全と利用に関する基本方針
      (1)流域及び河川の概要
      (2)河川の総合的な保全と利用に関する基本方針
         ア 災害の発生の防止又は軽減
         イ 河川の適正な利用及び流水の正常な機能の維持
         ウ 河川環境の整備と保全

     2.河川の整備の基本となるべき事項
      (1)基本高水並びにその河道及び洪水調節施設への配分に関する事項
      (2)主要な地点における計画高水流量に関する事項
      (3)主要な地点における計画高水位及び計画横断形に係る川幅に関する事項
      (4)主要な地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量に関する事項

    多摩川水系河川整備基本方針(令和5年3月13日変更)[外部サイト]

    <河川整備基本方針変更の主なポイント>(R5.3.13変更)

    ●将来の降雨量の増加を見込んだうえで、長期的な河川整備の目標流量である洪水の規模(基本高水)を変更しています。

     多摩川水系  石原地点  既定計画8,700m3/s → 今回変更10,100m3/s
      ※この基本高水の流量を河道と洪水調節施設等に配分。

    ●次のような流域治水の取組を推進する方向性を提示しています。

      ・治水・環境・利用が調和した川づくり
      ・高規格堤防による超過洪水対策
      ・下水道施設の浸水対策、流域による雨水貯留の取組等の内水対策

    気候変動を踏まえた「多摩川水系河川整備基本方針」変更の概要[PDF:408KB]

    <関係資料の掲載先について(国土交通省ウェブページ)>

    多摩川水系河川整備基本方針(H12.12.19策定)

     河川整備基本方針は、長期的な観点から、国土全体のバランスを考慮し、基本高水、計画高水流量配分等、抽象的な事項を科学的・客観的に定めるものであります。このため専門的知識を有する学識経験者を主たる構成員とする社会資本整備審議会河川分科会の意見を聴いて、国土交通大臣が定めることとしています。

     多摩川水系では、平成12年12月19日に策定されました。

    【基本方針の内容】(平成12年12月19日策定)
     1.川の総合的な保全と利用に関する基本方針
      (1)流域及び河川の概要
      (2)河川の総合的な保全と利用に関する基本方針

     2.河川の整備の基本となるべき事項
      (1)基本高水並びにその河道及び洪水調節施設への配分に関する事項
      (2)主要な地点における計画高水流量に関する事項
      (3)主要な地点における計画高水位及び計画横断形に係る川幅に関する事項
      (4)主要な地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量に関する事項

    ※H12.12.19策定版資料も上記<関係資料の掲載先について(国土交通省ウェブページ)>「多摩川水系河川整備基本方針」の本文ほかに掲載されています。

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