国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所
京浜河川事務所ホーム > 防災情報 > 情報配信 > 洪水時の河川水位名称について

防災情報

  • 情報配信

    洪水時の河川水位名称について

    平成25年6月の災害対策基本法の改正等を踏まえ、市町村長が行う避難勧告等の円滑な発令に資するため、各水位の位置付けを一部変更しました。(平成27年4月1日運用開始)

    河川水位イメージ図

    ▼氾濫危険水位……市区町村長が避難勧告等の発令判断をするライン

    河川が氾濫し大きな被害が発生する恐れがあります。増水した川は大変危険ですので絶対に近寄らないでください。自治体から出される防災情報に注意し、避難勧告等が発令されたら速やかに避難をしましょう。

    ▼避難判断水位……市区町村長が避難準備・高齢者等避難開始の発表判断をするライン

    このまま雨が降り続けると、川が氾濫する危険があります。自治体から出される防災情報に注意し、避難準備・高齢者等避難開始が発表されたら、避難に時間がかかる方は避難を開始しましょう。

    ▼氾濫注意水位……水防団が出動するライン

    水防団が出動します。川の近くに住んでる人は避難の準備をしましょう。まずは、洪水ハザードマップで避難場所の確認や自治体から出される防災情報に注意しましょう。

    ▼水防団待機水位……水防団が待機を始めるライン

    水防団が水防活動の待機をします。川の水位が上昇し始めているので、一般の方々は川に近づかないようにしましょう。テレビやラジオ等で気象情報を確認しましょう。

    ● 各観測地点の水位一覧

    京浜河川事務所が管理している各観測所の基準水位は以下のとおりです。

    河川 観測所 零点高 氾濫
    危険水位
    避難判断
    水位
    氾濫
    注意水位
    水防団
    待機水位
    多摩川 調布橋 A.P. 148.50m 1.6m 1.2m 1.0m 0.2m
    日野橋 A.P. 65.20m 3.6m -- 2.8m 2.0m
    石原 A.P. 27.42m 4.9m 4.3m 4.3m 4.0m
    田園調布(上) A.P. 0.00m 8.4m 7.6m 6.0m 4.5m
    多摩川河口 A.P. 0.00m 3.8m -- 2.8m 2.3m
    浅川 浅川橋 A.P. 112.50m 2.6m 2.2m 2.2m 1.9m
    大栗川 報恩橋 A.P. 47.00m 2.5m 2.0m 2.0m 1.3m
    鶴見川 亀の子橋 T.P. 0.00m 6.8m 5.9m 5.8m 5.3m
    綱島 T.P. 0.00m 4.8m 4.0m 3.5m 3.0m
    末吉橋 T.P. 0.00m 3.4m -- 2.7m 2.2m
    鳥山川 鳥山 T.P. 4.60m 2.9m 2.1m 2.0m 1.4m
    早淵川 高田橋 T.P. 2.00m 3.6m 3.0m 3.0m 2.0m
    矢上川 矢上橋 T.P. 0.00m 4.8m 4.1m 3.8m 2.6m
    相模川 神川橋 T.P. 0.00m 8.7m 7.8m 5.5m 4.5m

    T.P.とは、Tokyo Peilの略で、地表や海面の高さを表す基準水準面である東京湾中等潮位のことです。日本の水準点の原点でもあります。
    A.P.とは、Arakawa Peilの略で、地方で特別に設けられた基準面を言い、多摩川では、計画に関する高さの基準として採用しています。東京湾中等潮位(T.P.)との換算式は次のとおりです。 
    A.P.0.0(m)=T.P.0.0(m)-1.134(m)

国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-18-1TEL:045(503)4000