関東ブロック発注者協議会では、発注者が自らの取り組み状況を客観的に把握するため、「発注関係事務の運用に関する指針」(運用指針)で定められている発注関係事務に関する項目から、「全国統一指標」を設定しました。平成29年度(平成28年度調査)より調査の実施及び公表を行なっています。さらに、令和元年6月の「公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律」の施行に伴い、改正品確法の理念を実現するために全国統一指標、関東ブロック独自指標を新たに設定しました。
「全国統一指標」では五つの指標、「関東ブロック独自指標」では四つの指標を設定し、その結果をとりまとめています。
令和2年12月23日にこれらの指標について、基準値(実績値)と目標値(令和6年度)を公表しました。
■工事
【全国統一指標】
(1)地域平準化率(施工時期の平準化)
(2)週休2日対象工事の実施状況(適正な工期設定)
(3)低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策
【関東ブロック独自指標】
(4)最新の積算基準の適用状況及び基準対象外の際の対応状況(予定価格の適正な設定)
(5)設計変更ガイドラインの策定・活用状況(適切な設計変更)
(6)区市町村における週休2日制工事の取組
■業務
【全国統一指標】
(1)地域平準化率(履行期限の分散)
(2)低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策
【関東ブロック独自指標】
(3)ウィークリースタンスの実施(履行状況の確認)
■調査対象機関
東地方の471発注機関
(国:17機関、特殊法人等:15法人、地方公共団体:1都8県、5政令市、415区市町村)
【参考】 「全国統一指標」(~令和元年度)
(1)最新の積算基準の適用状況及び基準対象外の際の対応状況(見積り等の活用状況)
(2)単価の更新頻度
(3)設計変更ガイドラインの策定・活用状況
(4)設計変更の実施工事率
(5)平準化率
全国統一指標・関東ブロック独自指標 目標値[PDF:2.2MB]
(参考資料)全国統一指標・関東ブロック独自指標 各発注機関の目標値[PDF:995KB]
工事 全国統一指標 週休2日対象工事の実施状況(適正な工期設定)については、令和3年度に指標定義が見直されました。(令和4年1月14日 本省記者発表)
関東ブロック発注者協議会では、指標定義の見直しに合わせ目標値を変更し、令和3年度調査結果より記載しております。
「週休2日対象工事の実施状況」の指標定義見直しについて[PDF:594KB]
<令和6年度実施見込み>
指標の目標年度となる令和6年度の実施見込みについて、関東ブロック発注者協議会幹事会にてとりまとめました。
・令和6年度実施見込み値(数値)[PDF:1.7MB]
・令和6年度実施見込み値(見える化資料)[PDF:11.1MB]