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ふゆうぶっしつりょう(えすえす)
浮遊物質はSuspended Solidsの略称です。水中に浮遊又は懸濁している直径2mm以下の粒子状物質のことで、粘土鉱物による微粒子、動植物プランクトンやその死骸、下水、工場排水などに由来する有機物や金属の沈殿物が含まれます。浮遊物質が多いと透明度などの外観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって死んだり、光の透過が妨げられて水中の植物の光合成に影響することがあります。
河川でのSSの環境基準値は類型別に定められており、「25mg/L以下」〜「100mg/L以下」となっています。
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