江戸川河川事務所
 
河川用語集
  水質に関する用語集
「わ」

ワンド

ワンドとは、河川敷にできた池状の入り江のことで、本川から離れた溜まりも含めて言います。希少な魚をはじめ、種々の生物が共存する豊かな環境であることが認識され、その価値が評価されています。

陸閘(りっこう)

陸閘とは、やむを得ない理由で、堤防が連続していない場合、あくまでも暫定的な措置として、洪水や高潮時に堤防の機能を確保するために締め切ることのできる施設をいい、容易に閉塞できる構造となっています。

リバービオコリドー 

リバービオコリドーとは、人工系空間において、連続した樹木群や草地をグラウンドとグラウンドの間等に配置した空間を言います。樹木群内部の気温上昇の緩和などの効果があり、生物の生息環境や移動経路を形成し、ランドマークとしての効果も期待されます。

流出抑制対策(りゅうしゅつよくせいたいさく)

流出抑制対策とは、雨水が河川や下水道に直接的に流出しないようにするための対策で調整池などがあります。この対策により、洪水時の下流河川の負担が軽減されます。

礫間接触酸化法(れきかんせっしょくさんかほう)

礫間接触酸化法とは、礫の表面に付着する微生物を利用した河川直接浄化のことを言います。礫を敷き詰めた水路に汚れた水をゆっくりと通すと、汚濁物が礫の間に沈殿するとともに微生物が有機物を分解、吸収します。非常に汚れた水では、空気を送りこんで微生物のはたらきを高める「ばっき付き礫間接触酸化法」とすることもあります。
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
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