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    川の水循環(みずじゅんかん)

    川の水は、海に流れ出ますが、海の水が増えつづけるわけではありません。
    海の水は太陽の熱で蒸発(じょうはつ)し、水蒸気(すいじょうき)となって空にあがり、そして空の上で冷えて、小さな氷や水の粒(つぶ)になります。この粒があつまると雲になり、やがて雨や雪となって空から降ってきます。
    地上にふった雨は、川や地下水となって陸地のひくいところへ流れ、ふたたび海にそそぎこみます。
    このように地球上の水は姿をかえながら、ぐるぐるまわっているのです。

    川の水循環

    流域(りゅういき)のはなし

    地上に降った雨は川にあつまります。地上の凹凸によって、どの川に集まるか変わります。
    たとえば秩父や川越に降った雨は荒川に集まりますが、羽生や春日部に降った雨は荒川には集まりません。
    降った雨が集まる範囲(はんい)のことを流域といいます。

    流域

    地球で使える水の量は?

    地球上には水はたくさんありますが、全体の97.5%は海水で、淡水(たんすい)は残りの2.5%にすぎません。しかも、おおよそ70%が氷河や氷山で、残りの30%のほとんどは土の中の水分、地下深くの地下水となっています。
    人が利用しやすい川や湖などの水は地球上のすべての水のわずか0.01%しかありません。

    地球で使える水の量
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