荒川を知ろう
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荒川の自然
生き物図鑑
鳥類(2/2)
タマシギ
水田や低湿地で繁殖する留鳥です。日本の鳥では唯一、一妻多夫で雄親が子育てをします。
ノスリ
トビと同じくらいの大きさで、より白っぽくずんぐりしたタカです。山で繁殖し、冬期は河川敷など広い草原でネズミを食べて暮らしています。
ハヤブサ
海岸の崖地などで繁殖する猛禽類で、冬場は内陸でも見られるようになります。猛スピードで飛び、空中で獲物を襲います。
ヒドリガモ
冬鳥として池沼や河口に渡来するカモです。水際に生える草が大好物です。
ベニマシコ
北海道や東北地方で繁殖し、本州以南の草原で越冬する冬鳥です。オスではお腹の紅色が目立ちます。
ホオジロ
草原や農耕地でよく見られる留鳥です。さえずりは「一筆啓上仕り候」と聞こえます。
マガモ
カルガモ・コガモとともに最も普通に見られるカモです。首から上のグリーンと黄色いくちばしがオスの特徴。アヒルの原種。
マガン
カモ類よりはるかに大きな水鳥で、日本には冬鳥としてやってきますが、見られる場所はきわめて局地的です。
ミコアイサ
オスは黒と白のコントラストが美しく人気の高いカモです。広い水面をもつ池沼や河川で見られます。
ムナグロ
渡りの途中の春や秋に群で見られるチドリの仲間です。河口の干潟や湿田に渡来します。
ヤマセミ
主に山間の渓流や湖沼に住んでいます。水中にダイビングして魚を捕らえます。同じ仲間のカワセミより遙かに大きく、ハトくらいの大きさです。
ヨシゴイ
ヨシ原で繁殖する夏鳥。ヨシの合間に止まって、昆虫やカエルなどの小動物を捕らえて食べています。