地域との連携
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高麗川ふるさとの川整備事業
高麗川ふるさとの川整備事業について
「高麗川ふるさとの川」整備事業は、坂戸市内を流れる高麗川の北坂戸橋から第五堰までのおよそ5kmの区間について、高麗川に日頃親しまれている地域の皆さんと行政が意見交換を行いながら、協力して良好な水辺空間の形成を図っていこうというものです。
地域の方々の意見を反映させるための意見交換の場として、平成12年3月に「こまがわ市民会議」が設立され、一般公募による100余名の登録メンバーのもと、6回にわたる学習会や見学会、意見交換会が行われました。この成果として地域の方々の意見が反映された整備計画が平成13年3月に坂戸市広報を通じて、地域の方々に公表されました。
平成14年9月には、市民会議の意見を踏まえ「高麗川ふるさとの川」整備事業の中心である「浅羽地区」の工事報告会、市民参加による工事見学会や記念植樹会を行いました。
浅羽地区の工事完成後の平成15年6月には、市民による浅羽地区の維持管理を主目的とした「高麗川ふるさとの会」が設立され、環境整備・自然観察会・』水質調査等の活動を定期的に行っています。高麗川整備構想図
平成12年3月に、地域の方々の意見を反映させるための意見交換の場として「こまがわ市民会議」を設立しました。
この高麗川整備構想図は、平成12年12月までの9ヶ月間に6回にわたり開催した「こまがわ市民会議」の成果に、平成16年3月現在までの新たな情報を追加したものです。
浅羽ビオトープ整備
【浅羽地区の整備内容】
浅羽地区は、自然とふれあい・学習するゾーンとして、市民の方々も計画策定・工事に参加し、平成15年3月に完成しました。
この地区は、多種多様な動植物とふれあい、自然の共生について学べる野外学習の場として多くの市民の方々に活用されています。
【浅羽地区の整備概要】
浅羽地区事業費:約36億円(築堤、用地費含む)
●素掘水路:約700m
●観察園路:約850m
●ワンド
●植樹(エノキ、クヌギ、ハンノキ)
高麗川ふるさとの会
浅羽地区工事の完成に伴い、今後の高麗川ふるさとの川整備区間の維持管理や環境学習への活用を目的とした市民主導の「高麗川ふるさとの会」が平成15年6月に発足しました。
「高麗川ふるさとの会」では、「環境一般」、「植生管理」、「水棲生物」、「鳥類」、「水質管理」、「学習」、「広報」などの分科会を設け、毎月様々な活動が行われています。
また、立正大学地球環境科学部と協働によりビオトープ内の植生調査、水質調査等の学習研究活動、小中学生を対象にしたビオトープ内の水棲生物観察会などを実施しています。