みちづくり
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国道468号圏央道
国道468号 圏央道(北首都国道区間)の概要
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、都心から約40~60kmの位置を環状に結ぶ延長約300kmの高規格幹線道路で、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などの都市を連絡し、東京湾アクアライン、東京外かく環状道路(外環道)などと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成するとともに、首都圏の道路交通の円滑化、環境改善、沿線都市間の連絡強化、地域づくり支援、災害時の代替路としての機能など多くの役割を担う環状道路です。
このうち、当事務所では、埼玉県久喜市(久喜白岡JCT(東北道))から千葉県成田市(大栄JCT(東関道))までの延長約92.2kmの4車線化事業を、常総国道事務所、東日本高速道路株式会社と共に担当しています。圏央道(北首都区間)地図
計画・諸元
首都圏の現状
約6割のクルマが都心環状線を通りすぎるだけです。
東名、中央、関越、東北道など放射状に伸びる高速道路と、それをつなぐ3つの円になった環状道路が計画されたのは、今から40年も前。
それから、放射状の高速道路の整備は進みましたが、環状道路の整備が遅れました。だから、ほかのところへ行く車もみんな都心を通るため、渋滞が起こっています。都心環状線を利用する交通の内訳
整備効果
首都圏の道路交通の円滑化
郊外から都心部への交通を分散導入させたり、通過交通を迂回させるので、首都圏の道路交通の円滑化を図ることができます。
沿線の地域づくりの支援、活性化
首都圏の広域ネットワークを形成することにより、沿線地域において企業立地・市場拡大・生産活動などの活性化を図ることができます。
目的地までの時間を短縮
高速道路を相互に連絡することにより、行動圏を広げ、目的地までの所要時間を短縮します。
災害時の緊急輸送路
災害が発生した場合、救援・救助活動などの交通路が確保できます。
救命救急搬送
第三次救急医療施設までの所要時間を短縮し、30分カバー圏域を拡大します。